小学校の宿題は多くて大変?1年生の宿題に時間がかかりすぎた話とその後

勉強

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

小学校に入学して宿題が出され始めると、帰宅後の生活が大きく変わります。そしてこの宿題、昔に比べると「量が多い」「時間がかかる(遅い)」ような気がするのです。うちの子は普通の公立小学校に通っていますが、例にもれず宿題には苦しめられました。。

今回は小学校の宿題について「いつから始まるか」「何が大変か」など、わが家の体験をベースに書いていきたいと思います。学校や先生の方針や子どもの性格によって異なる話ではありますが、一例として参考にしていただけると幸いです。

小学校の宿題は入学後いつから?

入学後いつから宿題が始まるか、については学校によって1ヶ月ほど差があります。うちの子が通う小学校はとても早く「入学式の翌々日から」始まりました。(実際には土日を挟んでいます)

しかし同じ県内の別の小学校では「5月の連休明けから」というところも。ネットで検索してみるとバラつきがありますが、大体「入学式から1~2週間後」が多いようです。

宿題はどのくらいの量が出る?

入学後

最初に出された宿題の量は「ひらがなプリント2枚」でした。入学直後の子どもは「まだ授業ひらがなを習っていない」状態であるため、他の小学校でも同じ宿題であることが多いと思います。

  • ひらがな(カタカナ)プリント2枚
  • なおし(採点後のプリントが合格になるまで直し)

ひらがな終了後~1学期中

ひらがなが一通り終わり、授業で教科書を読むようになると「音読」が始まります。算数も同様に、数の大きさや数え方を学び始めると「算数プリント」が出され始めました。文字を書くことに慣れると「ドリルの問題をノートに書く」宿題も。そして6月あたりに足し算を習い始めると、「計算カード」が加わります。

  • 国語(プリント、ドリル、など)
  • 算数(プリント、ドリル、など)
  • 音読
  • 計算カード

2学期以降

2学期には「国語、算数、音読、計算カード」の基本に加え、週末の宿題として「作文」と「自主学習ノート」も追加されます。子どもの通う学校では2学期すぐではなく、11月から加わりました。

  • 国語(ドリルをノートへ、が基本)
  • 算数(プリント、ドリル、など)
  • 音読
  • 計算カード

    週末のみ
  • 作文
  • 自主学習ノート

これ以降、小学2年生現在も基本的に同じ内容です。

わが家の場合*時間がかかりすぎる!

「宿題が大変、遅い」というと、量が多かったり難しいのかな?と思うかもしれません。しかしわが家の場合、「集中力が続かない(出ない)から進まない」という状況でした。ゆっくり進めているから遅いのではなく、別のことを考えたりしているから遅いのです。(ぼーっとしながら視界に入った商品の、裏の成分表示をじっくり読み始めるようなタイプです)

入学直後は2時間近くかかっていた

入学直後の宿題は「ひらがなプリント2枚」だけ。とはいえ1年生、慣れない学校生活から帰って、書きなれない文字を書くのは時間がかかるのは予想していました。予想していましたが、、かかった時間はまさかの「2時間」。しかもその状況が、一か月以上続きます。

文字のバランスがとれない時にはコツを教えるものの、なぞるだけのマスすらうまく書けず。「よく見て!」「ゆっくりでいいから」と何度言ったか分からないほど。

さすがにしばらくすると1時間~1時間半に落ち着きましたが、それでも時間がかかりすぎでは?と心配になることも。一学期の間は隣に座りずっと見ていないと、ボーっと別のことを考え始めてしまうため、料理の片手間に様子を見るのは不可能で負担を感じていました。

夏休みなど長期休暇はスムーズ

宿題に時間がかかりすぎる息子ですが、意外にも夏休みの宿題はスムーズに終わらせています。普段は「学校で疲れている」「家でに帰ってホッとしたタイミング」にやりたくない宿題をすること、がネックだったようです。

1年生の2学期以降も1時間以上かかる

2学期以降、3学期になっても「早くて1時間」という状況が続きます。相変わらず何もせずボーっとしている時間が多いため、様子を見て声をかけなければなりません。プリントではなくノートに字を書く宿題の日は特に大変でした。

ただ少しずつ、見守りの親は料理などの片手間に時々様子を見るだけで良くなります。少しだけラクになったな、とは思いました。

2年生2学期ようやく30分で終わるように!

小学校入学から1年半、2年生の2学期に「もう宿題できたの?」という日がたまに現れるように。そうこうしていると急に「基本的に30分で終わる」ようになったのです!!うちの子にもやっと、宿題という存在に慣れた日がやってきました。

30分で終わるようになれば自由時間も増え、友達の家へ遊びに行けるように。宿題との長い闘いでした・・・。

宿題が早く終わる?試した作戦

あまりに時間がかかるため、早く終わる作戦をいろいろと試したりしました。

ほどほどにやる作戦

まず上の学年に子どもがいるママさんに相談したところ、「間違っていても親が指摘して直しすぎず、そのままでいい」とアドバイスを受けました。

先生が子どもの習熟度を把握できるし、子ども本人も直しをすることで自分のミスに気を付けるようになる、という理由です。字が汚い場合も同様に家で完璧に指導するのではなく、先生に直されてなぞる方が早いことも。

ただし親が全く見なくていいわけではなく、間違えや苦手の傾向の把握は重要です。子どもが勉強を難しく感じているのであれば、公文や学研といった学習教室に通うなど、サポート方法を検討する必要があります。

このアドバイスを聞いてからは、ほどほどでいい!と気が楽になりました。とはいえ、集中力が続かないタイプのため時間はまったく早くならないのですが。。

タイマーやストップウォッチ作戦

ネットで検索すると、タイマーをセットしたり、何分でできるか!など時間を区切る方法が紹介されています。試しに1科目を20~30分でセットしてみると、ギリギリできた!・・・ということもありましたが、長続きはせず。本人も飽きたため数日で終わりました。

ゲームのごほうび作戦

〇時までに終わったら、30分ゲームしていいよ!作戦です。宿題時間は普通にやれば終わる60分間程度に設定。この作戦はとても効果的で、もうずっとこれでいいのでは?と思ったほどでした。

しかし「5分など微妙に時間オーバーした時どうするか」「ゲームができないことが確定するとやる気がなくなる」「ゲームをしたいがために雑にする」といった問題が発生。

その都度、子どもとルールを相談したりもしましたが・・・結局「ゲーム自体が全面禁止」事件があり、この作戦はナシになりました。

こちらの記事にも書いていますが、ゲームを解禁した現在でも「平日はゲームを原則しない」というルールで運用しています。

自分で読み上げながらやる作戦

この作戦は「単純な計算問題がたくさんのプリント」にとても有効でした。「2たす4は6!」「3たす5は8!」というように、ひたすら声に出しつつ問題を解いていきます

文章題や国語の読解などはまぁまぁ、漢字の書き取りにはあまり効果なし、といった調子。それでも「比較的有効」「宿題の進捗状況が把握できる」方法として、今でも時々活用している作戦です。

宿題が終わらないときはどうする?

今まで放課後に通院などの都合で「終わらないかも、、」と思うことは何度もありました。結局はどうにか寝るまでに終わらせたのですが、面談時に先生へ確認したところ「事情を連絡帳に書き週末にまとめてやればいい」というお話でした。

また本人の特性などでどうしても宿題を溜めてしまう子の場合、放課後に残って宿題をやる日を設けているそうです。宿題の対応については学校や先生の方針によるので、毎日終わらないことが続くようなケースは担任の先生へ相談することをオススメします。

宿題対策として入学前にやれることは?

子どもの宿題が大変だった低学年を振り返ってみて、入学前にこういうことをすれば宿題がスムーズだったかな、と考えることはあります。

10分でいいから「書く」習慣をつける

年長ごろから、毎日10分は「机に向かって書く」習慣づけを始めればよかったな、と思いました。学習でなくても、ぬり絵や線をなぞるといった幼児向けの「書く作業」です。

「コツコツ努力すること」についてはピアノを習っていたため、毎日の練習で十分だと思っていました。ただ「書く作業」とは異なるのか、宿題に効果が直結せず。。(どちらかといえば、その後ハマった将棋の勉強に良い影響がありました)

また勉強も好きな方で、自分から様々な本を読んだり「足し算やりたい!」と張り切ることも。でもそれらは「やりたい時」にしかやっていません

わが家は幼稚園に通っていたため、14時半には帰宅しており時間はありました。帰宅後のあまり気分ではない状況に、10分でいいから、机に向かう時間を習慣にしておけば違ったかもしれないと感じています。

先取り学習は無理にしなくてもいい

逆に、前もって小学校の勉強をする必要は必ずしもない、と思います。あくまでわが家の場合ですが、宿題が遅い理由は分からないからではなく「宿題に慣れていない」「やる気が出ない」から。習慣づけの方が「やっておけばよかった」後悔ポイントでした。

もちろん先取り学習をしても良いですし、その方が良かったというお子さんもいるかもしれません。ただ、先取り学習をしないと宿題で苦労するわけではない、という意味で、無理にする必要はないよ、という考えです。

結局は個人差がある

個人差と言ってしまえばそれまでですが、特に対策をせずとも早い段階でササっとできる子もいれば、ずっと時間のかかる子もいます。子どもの友達には「きれいに早くと出来る」子はもちろん、「丁寧に書きすぎて遅い」「雑すぎて早い」子もいました。同じ環境で育ったはずの兄弟姉妹でも全然違う、という話もよく聞きます。

うちの子のように「興味が他に移りやすい」タイプや、「習慣化が苦手」「オンオフがはっきりしている(家でオフになる)」タイプは、どうしても宿題に時間がかかってしまうように感じました。

定期的に届く通信教材もオススメ

小学校入学前で、毎日机に向かう習慣づけを考えている方には「こどもちゃれんじ」などの通信教材が定期的に届くので便利です。わが家も子どもが3歳の時に「ポピー」の資料請求をし、お試し受講をしました。

結局は他の習い事もあり受講はしませんでしたが、情報を集めて検討しておくと必要になった時にスムーズです。無料の資料請求ではお試し教材がもらえたり、短期の受講が可能なコースもあるので気になった方はバナーをクリックしてぜひ見てみてください。(バナーは広告ブロックで非表示になっている場合があります)

こどもちゃれんじ・進研ゼミ

ポピー

Z会

ちなみにわが家は小2現在、宿題が早く終わるようになってやっと家庭学習を考えられるようになりました。「Z会」の受験コース3年理科は実験もセットで気になる一方、毎日やるなら英語かな、と考えているところです。(中学受験の予定はありませんが、3年理科だけは受験コースの方が面白そうでした!)

子どもの性格はもちろん、中学受験をするかしないかで必要な教材が全く違うので、改めて方針や子どもに合いそうな教材を検討しています。

やって良かった 学校関連 学用品 家事 将棋 習い事 買って良かった

タイトルとURLをコピーしました