ランドセルにつける、黄色い交通安全カバー。多くの小学校では入学時1年生に配布され、着用が推奨されているようです。
しかし・・・あのカバー、そんなに荒く扱っていなくても、ランドセルの開け閉めによってどんどん傷んでしまうんですよね。ある程度は仕方がないのですが、1年生は必ずつける方針の学校だったのでボロボロになっても外せませんでした。
今回はそんなランドセルカバをどうにか一年間使いきった、その補修方法についてお話します。
2023/10/31「実際に補修した写真とコツ」を追記しました。
黄色いランドセルカバーは着用が推奨されている
「そもそも、ランドセルカバーはつけないといけないの?」
入学後、多くの小学校で配布されたのではないでしょうか。ランドセルカバーの着用は交通安全啓発の為なので、地域によっては配布がないこともあるそうです。また着用も「どちらでもよい」「1年生の間は付ける」「小学生の間は6年間推奨する」など学校によってさまざま。全国的な義務ではないんですね。
ただ、車を運転して実感するのが、確かに黄色いカバーはよく目立つ!ということ。子ども自身が交通ルールを守ることは大前提ですが、プラスで安心できる良い取り組みだな、と思います。
黄色いワッペンと違い保険付きではない
ちなみに同じく配布される黄色のワッペンには、登下校中の交通事故傷害保険が付帯されています。これは大手保険会社が共同で行っている贈呈事業なので、ワッペンの方は着用の必要があります。
とはいえ、半年もすれば印刷が取れてなくなってしまいましたが。。
対して、黄色いランドセルカバーは保険付きではありません。なので地域や学校によっては配布がないことがあるんですね。
透明なランドセルカバーで保護する
まずは、大きく破れてしまう前に透明なランドセルカバーで保護する作戦です。
周囲に反射材付きで1,000円前後しますが、黄色いカバーの卒業後も使用できるのがメリットです。
ちなみにわが家がこの作戦を知ったのは一年生の終わりごろ、補修で乗り切れそうだったので採用しませんでした。
破れてしまったら、透明な絵本用補修テープで補強
補強に使ったテープは「アーランド 絵本強力補修テープ」。
幅は3cmのものと、5cmのものがあるので必要に応じてお選びください。わが家は3cmの2本セットを購入しました。
一つ500~700円とテープとしてはお高めですが、その丈夫さや耐久性の高さを考えるとコストパフォーマンスが良くオススメなんです。
丈夫なテープと強力な粘着力
セロハンテープよりも厚みがあり、しっかりとしています。切り口から裂けてしまうこともないので、テープを貼ったのにテープが切れるということもありません。
また粘着力も強いので、一度紙に貼るとはがせないほど。今回のランドセルカバーように、ビニールに対してだと少しはがしやすくはなるものの、十分使えます。
いやなニオイが少ない!
強力なテープは他にもありますが、私が愛用し続ける主な理由は嫌なニオイのなさ!ほとんど気になりません。
本来は赤ちゃんや子どもが使う絵本を修繕するテープということもあり、他の子ども用品にも使いやすいですよ。
経年劣化に強いので余っても保管できる
セロハンテープを貼った場所が、何年かするとパリパリに劣化しはがれてしまった経験はないでしょうか。またテープのノリの跡が残ってしまうため、本など長く使うものの補修には向きません。
対して補修テープは、経年劣化に強いのが特徴です。
テープ自体を長年保管しておいても、ほとんど劣化せず使用できます。子どもが赤ちゃんだった頃に購入したテープは、小学生になった今でも問題なく使えていますよ。※保管状況にもよります
デメリットはハサミにノリがつく・切りにくいこと
テープと粘着力が強いというメリットは、ハサミで切る時にデメリットになってしまいます。
コツとしては切れ味の良いハサミで少しずつ切ること。また刃に付いてしまった粘着のベタベタは、アルコールでふき取りできます。
実際に補修した写真とコツ
基本的に補修は破れた箇所をカバーするようにテープを貼りますが、フタの両端部分はカバーを延長するようにテープで補強しました。
この部分は元々カバーの切れ目で使用時にズレてしまうため、他が余計に破けているようでした。対策としてテープによってゆるめに延長し、力がテープにかかることでカバーを保護する考えです。延長部分は裏側から粘着部分同士を合わせてテープを貼っています。
絵本用の補修テープは切れに強くダメージが広がりにくいので、写真のように切れずに耐えてくれました。
学校にお願いをすれば予備をもらえる場合も
ランドセルカバーがもう補修できないくらいにボロボロになってしまったら、予備の新しいものを貰える場合もあります。子どもの学校では「予備が十数枚ある」とのことでした。
黄色いランドセルカバーは市販されているので購入も可能
実は購入することもできます!ただし、配布される絵柄は地域によって異なるため、市販では同じ柄がないかもしれません。
市販品は反射板付きだったり、すっぽりと覆うタイプのカバーだったり、もっと丈夫な素材だったりと種類も豊富です。
口コミではカバーの配布がない地域の方が購入されているケースもありました。やはりよく目立って車からの視認性が増すので、保護者としては安心ですよね。
まとめ:絵本の補修テープでランドセルカバーも補修できる!
一年間のうち大規模な補修を1回行った後は、細かく補強する程度でどうにか一年間使いきりました。
補修テープは、本来の用途である絵本の補修の他にも、おもちゃやカードを入れている箱の補修に大活躍してくれています。長期保管もできるので、お家に一つあると大変便利に使えてオススメですよ。