ランドセル収納として大人気のニトリ「高さ調整ができるスチールワゴン トロリ」。「学用品をまとめて使いやすく収納できる」と口コミ評判が良く、わが家でも小学校の入学前に購入しました。
そして小学2年生現在、スチールワゴンはリビングで大活躍している満足度の高い収納方法です。しかし肝心のランドセルはワゴンに収納されず、ほとんどの場合床に置いて使っています。学用品収納としては良かったものの、ランドセル収納としては使用されない結果となってしまいました。
今回はニトリのスチールワゴンがなぜランドセル収納に使わなくなったか、学用品の収納にどう使っているか、メリットやデメリットについてご紹介します。
2024/9/26 ニトリのスチールワゴン「トロリ」と「軽量」の違いは?を追記しました
ニトリ「スチールワゴン トロリ」の機能と特徴
高さが自分で決められる
商品名に「高さ調整ができる!」とあるように、3段ある棚はそれぞれ好きな高さに決められます。収納したい物に合わせて設定できるため、出し入れがしやすく便利ですよ。
マグネットがくっつく
スチールワゴンにはマグネット(磁石)がくっつくため、わが家ではマグネットフックを付けて使っています。またマグネットボードが貼れるので、メモや忘れ物防止に活用する方法も人気です。
カラーバリエーションが豊富
カラー展開はなんと10色!白っぽい色だけでも「ホワイト」「ベージュ」「グレー」から選べるため、お部屋の雰囲気に合った色を選べます。また子ども自身が好きな色を選びやすい点も嬉しいポイントです。
※2023年11月現在、「トロリ2」と「トロリ3」の在庫は全色揃っていないようです。
A4ファイルケースが入る
ワゴンの奥行は、ニトリのA4ファイルケースがピッタリ収まるサイズ感。教科書やノート、プリント類が倒れず収納できるため重宝しています。
ニトリのスチールワゴン「トロリ2」と「トロリ3」の違いは?
「トロリ2」と「トロリ3」は最下段の枠サイズが違う
ニトリのスチールワゴンには「トロリ2」と「トロリ3」があり、奥行きサイズだけ異なります。しかし発売当初は稼働棚のサイズが表示されていなかったため、問い合わせたところ以下の回答をいただきました。(2023年11月確認)
「トロリ2」と「トロリ3」の3つのバスケットサイズはほとんど変わらず、サイズの違いは台座の所だけです。最下段の枠の大きさが38cm⇒31.5cmへ変更となっております。
上の写真はスチールワゴン「トロリ2」です。「トロリ3」ではこの枠部分の奥行が小さくなっています。
現在では、「トロリ3」の詳細なサイズも表示されるようになりました。
トロリ3サイズ表:公式通販ニトリネットより引用
ニトリ公式のトロリ3の奥行サイズ画像は2023年11月中頃に更新されましたが、amazonや楽天など販売元によっては商品名と奥行サイズが合っていないものもあります。そのため購入時には、商品名と奥行サイズの確認をオススメします。
また「コンパクト」は稼働棚の大きさも一回り小さいタイプです。
高さ | 奥行 | 横幅 | |
トロリ2 | 89cm | 38cm | 46cm |
トロリ3 | 89cm | 31.5cm | 46cm |
コンパクト | 61cm | 30cm | 39cm |
ニトリでは以前、コンパクトをトロリ3の名前で販売していた時期があるらしく、検索して表示される口コミの中には「コンパクト」サイズのトロリ3の感想も見られます。
現在のトロリ3とは異なるサイズの商品ですので、口コミを参考にする際には高さを目安に判断してみてください。
ニトリのスチールワゴン「トロリ」と「軽量」の違いは?
2024年夏ごろ、新たに「軽量で移動がラクなスチールワゴン トロリ」が発売されています。公式サイトでは違いが全て明記されていないものの、問い合わせた結果以下の点が異なると回答をいただきました。
- 重さが約1.5kg軽くなった(サイトにて確認)
- カラーバリエーションが少ない(サイトにて確認)
- 「小物入れ」が付属しない
- キャスターのストッパーがない
- 「回転バスケット」などは「トロリ」と互換性がない
- ポールの径が細くなった
特にトロリの付属品との互換性がない点については、購入時に間違えないよう注意が必要です。以前のトロリに使っているものを使うこともできません。
一方で、ポールの径と関係のない木製ふたトレーなどの付属品は共通して使えます。
ニトリ「スチールワゴン トロリ」のメリット
移動がカンタンにできる
スチールワゴンはキャスター付き、子ども一人でもカンタンに移動が出来ます。入学前はリビングで宿題をする際、ワゴンをテーブル横へ移動させて使うことも考えていました。
実際に使い始めると移動させて使うことはなかったものの、掃除の時にサッと移動できて便利なためキャスター付きはメリットだと感じています。
学用品も置ける
棚は3段あるので、ランドセルを置いても残りの2段へ学用品や制服も置くことができます。わが家には小学校の学用品や制服などの収納先がなかったため、一緒に片付けられるスチールワゴンは最適でした。
卒業後も使える
スチールワゴンはランドセル以外の収納にも使えるため、小学校を卒業して以降の中学や高校と長く使い続けられるのが魅力です。
ニトリ公式サイトではキッチンやリビングなど、様々な場所での使用例があり参考になります。私は子どもが使わなくなったら植物を置きたいな~と思っています。
ニトリ「スチールワゴン トロリ」のデメリット
低学年だと最上段にランドセルは難しい
最上段を一番上(床からの高さが89cm)にした場合、低学年ではランドセルを置くのが少し大変でした。無理ではないものの、中身が入ったランドセルは重たく、また意外と頻繁に開け閉めを行うため最上段に乗せるのが面倒になります。
ランドセル置き場にする場合、低学年のうちは下の段にするか、最上段を低く組み立てると使いやすくなります。
キャスターが外せない
ニトリのスチールワゴンはキャスターが取り外せません。そのため床にピッタリ置きたい方には向かない収納です。一方で使用中にキャスターが外れる心配がなく、安定しているという良さはあります。
低学年時点での使い方*わが家の場合
上段:ランドセル → 図工で使う物の一時保管
入学まではきちんと収納できてスッキリ!でしたが、いざ本格的に学校が始まるとランドセルはほぼ床にあります。。重たいランドセルの上げ下ろしは、低学年には少し大変でした。床に置いた方が子ども一人でラクに扱えるため、しばらくは床置きでいいかな、と諦めています。
空いた上段は図工で使う予定の材料の一時保管場所にしたり、連休や夏休みなど長期休暇にはランドセルを置いたりしています。もう少し成長すればランドセル置き場として使うかも?と、そのまま活用中です。
中段:制服やハンカチ
中段には制服やハンカチといった朝の準備セットを置いて、登校時の着替えがワゴン前で済むようにしています。場所をランドセルと入れ替えることも考えましたが、高さがちょうど良いようで変更しませんでした。
高さに余裕がある分出し入れをしやすく、また衣替え時期には次の季節の服を下に用意しておけます。わが家はここに私服を置いていないので、長期休暇には体操服や給食着も重ねて収納します。
下段:教科書や辞典
下の段は重たい国語辞典や、ファイルケースを入れて教科書・ノートを置いています。子どもが貰ってきたけど捨てたくないと主張するパンフレットや冊子類もここへ。
採点済みのテストやプリント類も、たまに後から見返すことがあるため一時的に保管しています。わが家はスペースの都合上していませんが、これらを本棚に収納できれば下段をランドセル置き場にすることも可能です。
三段カラーボックスと高さが合う
ワゴンの隣に、子ども用の本棚としてニトリの三段カラーボックスを置きました。本以外には学校用タブレットの収納したり、棚の上にプリント類や文房具を置いています。ワゴンと縦置きしたカラーボックスは、高さがほとんど一緒になるオススメの組み合わせです。トロリ3では下の枠の大きさが小さくなったため、よりカラーボックスに近い大きさになりました。
高さ | 奥行 | 横幅 | |
スチールワゴントロリ3 | 89cm | 31.5cm | 46cm |
三段カラーボックス縦置き | 87.8cm | 29.8cm | 41.9cm |
まとめ*スチールワゴンはランドセル&学用品置き場にオススメ
小2現在は一番上をランドセル置き場として使っていないものの、ワゴン前で朝の支度が済むように収納できたので満足しています。
またわが家は一人っ子ですが、兄弟姉妹のいるご家庭では二人分をカンタンに増設できる&別々に移動も可能ということでも選ばれていました。
小学校卒業後も長く使えるため、子ども一人に一台用意できる収納としてオススメですよ。
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