小学生の国語辞典や漢字辞典いつ買う?入学前に買ったわが家の場合

勉強

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小学生向けの国語辞典と漢字辞典は「小学校へ入学する時に買うのかな」と思っていました。ところが子どもが成長すると、まだ4歳(年中)だけど必要だな、、と感じるように。早いかな?ムダになる?と心配しつつ購入しました。

そしていざ買ってみると「早く買って良かった!」と実感するメリットがたくさん。今回は「入学前に国語辞典や漢字辞典を買うこと」について、小学2年生現在の様子と共にお話します。

2024/01/23 新版が発売されたため、リンクなど一部修正しました。

小学校の授業では3~4年生で辞典を使う

国語辞典は3年生、漢字辞典は4年生で辞書の使い方を習います。学校によって多少時期が異なるものの、国語の授業で「辞典の使い方」をするのでこの時に必要になるんですね。他の学用品と同様、購入希望者は申し込みをして購入したり、家にあるものを持って行くのもOKなようです。

ただ学校へしばらく置いておくため、家で使いたい時に困るから結局申し込みでも購入した、というご家庭も多くみられました。

5歳前で国語辞典と漢字辞典を購入した理由

「小学校へ入学する時に買うのかな」と思っていたわが家ですが、結局はもうすぐ5歳になる4歳(年中)のタイミングで購入しました。

言葉の意味や漢字についての質問が増えたから

早めに買った一番の理由は「言葉の意味を子どもに分かるように説明したかった」からです。成長とともに言葉についての質問が増えてきましたが、いざ説明しようとすると簡単な言葉でもうまく伝えられず。。最初は大人が使って、そのうち辞典の引き方を教えるつもりでした。

また漢字も同様に、由来や書き順を聞かれてもすぐには答えられません。スマホで検索していたのですが、頻度が高いので漢字辞典も一緒に買うことにしました。

国語辞典と漢字辞典の違い

「国語辞典」は言葉の意味を調べるために使います。調べた言葉の例文はもちろん、似た言葉である「類語」や反対の意味の「対義語」など関連する別の言葉も載っているため、語彙力を付けるのにも役立ちます。

「漢字辞典」は漢字の読みや書き順、成り立ちや由来を調べるために使います。一つの漢字に対して多くの使用例が載っており、それぞれに意味も説明されているためこちらも語彙力が身に付きます。また二年生では部首という言葉は習わないものの、「同じつくりを持つ漢字」のように仲間探しをする授業があり、その時にも役立ちました。

辞典を買って良かった!メリットたくさん

ひらがなが読めるなら自分で調べられる

いざ購入してみると「自分でやりたい!」と子どもが自分で辞書をひくことに挑戦。しかも辞典の使い方の冊子が入っていたので、とても助かりました。小学生向けの辞典はふりがなや読み仮名がついており、ひらがなが読める子なら一人でも使えるのが良かったです。

また、図鑑好きな子どもにとって辞典は「言葉の図鑑」「漢字の図鑑」でした。魚の図鑑をながめるように、辞典もながめるのがブームに。調べるよりも、図鑑として楽しく読んでいました。

低学年の家庭学習で役立った

小学生になると、宿題でも使用することが増えます。国語の宿題だけでなく「自主学習(調べ学習)」という、自分で調べてまとめる勉強で使うことが多くありました。また読書量も増え、分からない言葉にもたくさん出会います。そんな時に自分で調べては読み進める、という使い方も出来るようになりました。

予想外!漢字辞典の方がお気に入りに

予想外だったのは、「部首」にハマり漢字辞典の方がよく使うお気に入りになったこと。一緒に購入したものの、漢字辞典はそんなに使わないかもなぁ、と思っていたのに。

視界に入る漢字の部首を調べては宿題の「自主学習(調べ学習)ノート」に書いていく、という時期もありました。ブームが落ち着いた今でも、新しく習った漢字の部首は毎回押さえているようです。子どもの興味は大人が予想しないものに向けられるので、面白いですよね。

辞典を早く買うデメリット

辞典を早く購入するのはオススメですが、デメリットとしては「版」が古くなってしまう点です。例えば、最近の辞典は2020年の学習指導要領改訂に準じて作られています。そのため、改定前に購入してしまっていると現行のものより収録語が少ない場合があります。

2024/01/23追記:【2024年度新教科書】版に改訂されました。改訂版は「推し」という言葉などが追加されたり、紙が薄くより軽くなったりしました。

ただし家庭で使用する分にはそこまで大きな問題にはならなず、早くから使うメリットの方が大きいと感じています。

小学生向け国語辞典・漢字辞典どれを買う?

小学生向けの国語辞典と漢字辞典は、たくさんの出版社から販売されています。どれが良いのか迷いますよね。現在書店で販売されている小学生向けのものであれば、普通に使う分に差はありません。もしプレゼントで頂いたり、一目で気に入ったものがあればぜひそちらを使ってみてください。

これから買うのであれば、実物を手に取ってお子さんと選ぶのがベスト!なのですが、数が多いので事前にある程度候補を絞って選ぶとスムーズですよ。

人気なのは学研と小学館

学研小学館収録語が多くオールカラーふりがな付きと人気の2つです。中身の見やすさは好みが分かれるところなので、同じ言葉を調べて説明やレイアウトを比較してみてくださいね。

サイズは通常版とワイド版の2種類

またサイズも、B6サイズの小型版A5サイズのワイド版の2種類がそれぞれ用意されています。こちらも好みで選んで問題ありませんが、持ち運びせず家で使うのであればワイド版が子どもには使いやすいサイズです。

ちなみにわが家は中身はどちらも良いと感じたので、収録語が一番多い学研のワイド版を選びました。

キャラクターやデザインが違うシリーズもある

同じ内容でキャラクターやデザインが違うものもあります。

※2024年1月現在、新版が発売され以下にご紹介するデザイン違いは一つ前の版となります。こちらのデザインで新しい版の発売が確認でき次第、リンクを更新予定です。

またコナンバッグとのセットも。

注意点*毎回子どもに調べさせるのは疲れてしまう

注意点としては、子どもへ辞典で調べるよう無理に勧めないことです。

わが家の場合ですが、子どもが読書や会話の途中で言葉の意味を聞いてきた時、すぐに説明できる言葉はそのまま教えるようにしています。理由としては読書や会話を続けることを優先したいから。また、聞いた言葉すべてを調べるようにすると、辞典が嫌いになってしまう可能性があるからです。

大人がうまく説明できない言葉や、続けていくつも聞かれたら「(お母さんも説明できないから、)それは国語辞典で調べてみて」と伝えています。息子の場合は辞典が図鑑として好きなので、大抵はわかった!と素直に調べ始めます。たまにある乗り気じゃない時は、大人が辞典で調べて子どもに読んでもらう、大人も時間がなければスマホ検索を使います。

「辞典=面倒なもの」とイメージが付かないよう、お子さんの性格やその時のやる気によって、辞典を使う頻度とタイミングは調整してあげることをオススメします。

話題の学習法「辞書引き」も取り入れられる

辞書引きとは、辞書を開いて知っている単語を見つけ、意味を読んだらその単語を付箋に書いて貼っていく学習方法です。

数が目に見えるので達成感があり、学習意欲を引き出すと言われています。また辞書をひくのではなく「まずひらいて知っている単語を探す」ので、幼児期から挑戦できるハードルの低い学習方法です。

また応用編として、小学生や知っている単語が多い子には「お題」を出し、言葉を調べてノートへ書き写すという方法も。その場合は付箋に数字を書いて貼っていくと、それまでに調べた数がすぐに分かります。お題は1つ~3つの少ない数を毎日コツコツにすると、飽きにくく週間化しやすくなります。

ちなみにわが家は、辞書引き学習は今のところやっていません。毎日コツコツは将棋の勉強で実践していることと、国語辞典で調べるブームの後に漢字の部首にハマったからです。

まとめ

国語辞典は未就学児には言葉の意味を説明するのに便利で、低学年では日常だけでなく宿題でも大活躍しています。辞典が小学校で必要になるのは3~4年生ですが、それよりも早く購入しても大丈夫でした!

小学生向けの辞典はふりがなが付いており、オールカラーでイラストも多く、小さな子にも親しみやすいデザインです。言葉への関心が高い幼児期こそ語彙力アップに効果的&辞典をひく習慣付けになるので、ぜひとも取り入れてみてくださいね。

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