小学1年生からスタートした子どものお小遣い!いつから?いくら?ルールと使い道

小学生のお小遣いルール お金のこと

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

子どもにとって自由に使えるお小遣い、一人で買い物することが出てくる小学生から始める家庭も多いかと思います。わが家でも7歳の小学1年生から、月300円のお小遣いをスタートしました。

今回は小学生とお小遣いについて、わが家のルールや考え方と、お小遣いを始めて感じたメリットなどを合わせてご紹介します。

小学生のお小遣いいつから?平均額は?

複数のサイトを参考にしたところ、低学年で定額のお小遣いを定期的(月に1回など)に渡している割合は20%ほど、金額は500~800円くらいでした。報酬制や不定期に渡す場合も含めると、60%以上はお小遣いをもらっているようです。

学年が上がるとお小遣いをもらう割合と金額は増えていき、高学年では約70%、平均で月に1,000円の金額をもらっていると分かりました。

しかしサイトによって結果のバラつきが大きかったため、子どもの性格や家庭の方針によって大きく違いがあると推測されます。あくまで大まかな数値だと思ってください。

お小遣いは定額制と報酬制どっち?

お小遣いの渡し方については主に「定額制」「報酬制」に分けられます。

定額制でのお小遣いとは

定額制は「月に1回500円」など、決まったタイミングでお金を子どもに渡す方式です。定額制にすることで、決まった金額をやりくりする大切さを実感できるメリットがあります。ただし何もしなくてもお金がもらえるため、労働の大切さを実感しにくいのでは?というデメリットも。

貯金をする大切さを分かってもらうために、くりこし分には「利子をつける」というアイデアもありました。

報酬制でのお小遣いとは

報酬制は「お風呂掃除1回30円」「テストで90点以上50円」など、お手伝いや勉強結果の報酬としてお金を渡す方式です。労働の大切さ、お金を稼ぐ大変さを実感できるメリットがあります。ただしお金がもらえないなら手伝わない(頑張らない)ようになるかもしれない、というデメリットも。

もらったお小遣いをすぐに使ってしまう子には、単価の安い報酬制にすることでお金を稼ぐ大変さを分かってもらえた、という話もありました。

この定額制と報酬制、その他(必要な時に申告するなど)の割合はサイトによって異なりますが、あまり大きな差がなく子どもの性格に合わせているようでした。

(↑こちらは私が子供の頃に使っていたのと同じ貯金箱です)

お小遣いを始めたきっかけ

わが家がお小遣いを始めたきっかけは「クレーンゲームに興味を持ち始めた」ことでした。ショッピングモールにはよく見える場所にクレーンゲームが置いてあり、どうしても目に入るんですよね。

ただ最近のクレーンゲームはアームの強さが使った金額で増減するような確率機が多く、技術で取れる台ばかりではありません。親としてはガッカリされることの方が多いので、あまりやってほしくないと思ってしまいます。

でも私自身、クレーンゲームは子どもの頃に遊んだり、運よく取れた楽しい思い出もあります。全く禁止するのではなく「お金の面では損をすることが多い、わくわくを買うもの」ということを体験して理解した上で遊べたら良いな、という考えです。

しかしこれが、親がその場で渡すお金だとなかなか実感しにくい、諦め時も難しい、クレーンゲームをして良い時とダメな時がハッキリしない。。というわけで「お小遣い」を導入することにしました。

お小遣い*わが家のルール

クレーンゲームの件があったのがちょうど誕生日前だったこともあり、キリ良く7歳の誕生日から月に300円の定額制でスタートしました。

平均よりも少ない金額ですが、データによるお小遣いの使い道の上位は「お菓子」。わが家ではお菓子はこれまで通り親が買うので、この金額にしています。

お小遣いは自由に使ってOK

お小遣いの使い道は、完全に自由!

毎月ガチャガチャやクレーンゲームに使うも良し、貯めておもちゃを買うも良し。例えば1年間貯金してお菓子やケーキをたくさん買い、一人で食べる!だとか、ゲームセンターで好きに使う!というのもアリです。

ただし管理の面でも相談や報告はしようね、というルールにしています。

お菓子など今まで通り親が買う

今まで親が買っていたお菓子やガチャガチャは、これまで通りの頻度で買うことにしています。これはお小遣いがスタートすることで、かえって損にならないようにするためです。

幸いわが家ではガチャガチャは基本的に買っておらず、特別な時か子どもが大好きなシリーズに限っていました。お菓子もあまり食べないタイプであること、もともと本人が食べられる範囲で買っていただけなので、すんなりルールになりました。

報酬制ではなく定額制にする

子どもからは最初、アルバイトみたいなのはどう?と報酬制を提案されました。それまでも毎朝の新聞取りやたまにお風呂掃除、その都度お願いした用事を手伝ってくれており、それに報酬を付ける方式です。

実は私も子どもの頃、同じことを母に言っています。その時に母に言われ、そして今自分でも思ったことは「お手伝いとは同じ家で暮らす人としての助け合いであり、お金を払ってお願いしたい労働とは違う」ということでした。

将来大人になってからは「給料」という決まった金額をやりくりする必要があること、子どもの仕事は「しっかり遊んでしっかり勉強することである」という考えもあり、わが家では定額制を選びました。

お小遣いを始めて1年経ってどうなったか

最初の月こそ「来月になったら、今月分をクレーンゲームで使う!」と張り切っていた息子。しかし翌月には「1年貯めておもちゃ買おうかな」に変わり、結局1年以上そのほとんどを貯金し続けています。

お小遣いを使ったこと・もの

お小遣いを始めて1年、クレーンゲームやガチャガチャには全く使わず、結局使用したのは以下の3つでした。

わざと壊したマジック

いきなり罰金のような使い道になってしまいましたが。。学校へ持ってく油性マジックのペン先を強くたたき、つぶしてしまったことがありました。この1本目は「ペンが壊れるから、強く押してはいけないよ」と注意し2本目を購入。しかし2本目をかなり早い段階で同じように壊したため、お小遣いから100円を徴収したのです。厳しかったかな?とも思いましたが、それ以来わざと壊すような壊れ方はしていません。

これ以降は「明らかにわざと・2回目」であればお小遣いから引く方針にしました。しかし子どもの持ち物が壊れてしまうこと自体はよくありますが、このマジック以降「明らかにわざと・2回目」で壊した物はありません。(消しゴムはよくボロボロになりますが、仕方がないと思っています。メガネケースもよく壊れてしまいます。。)

ハッピーセットのおもちゃ

本人の意思で買った初めてのものはお小遣い開始から1年が過ぎたころの、ハッピーセットのおもちゃでした。ある特定の、それももう期間が先週で終了したおもちゃが欲しいとのことで、フリマサイトで購入。フリマサイトでの相場は400~500円で出品されていたため、「300円」をお小遣いから払うなら買ってあげるよ、としました。

それまでお小遣いをずっと貯めていたので今回も諦めると思いきや、本人にとっての一か月分である300円を払ってでも欲しい!とのこと。無事に手に入れ、満足そうにしていました。

シャボン玉液

ハッピーセットおもちゃ購入から2か月後、買い物についてきた時に見つけた「色の変わるシャボン玉液」を100円で購入。買った時はいつ遊ぶのか未定でしたが、その後帰省先でみんなと一緒に楽しんで使い切りました。

買ったのはこちらの商品で、お店ではちょうど100円でした。後日複数人で遊ぶことになったため、ストローはサービスで私が追加購入しました。

お小遣いから払うものもありますが、まずはお金の使い方を身に付けてほしいということもあって、あまり厳密にはしていません。

お金を上手に使えるようになった!

お金は貯めることも大事ですが、「収入>支出」の原則を守りながら上手に使うことも大切です。成り行きだったにせよ1年間貯金できたのは自信になっていましたし、欲しい度合いと向き合っておもちゃを購入できたのも良かったと思います。

お金の感覚がつかみやすくなった!

わざと壊したマジック代を徴収したことにより、「これを壊したらお小遣い〇年分だよ、、」という表現を家庭内で使うようになりました。テレビの前でけん玉を始めた時など、単にテレビが壊れるからやめて、ではなく「お小遣い〇年分するんだよ、、」と注意するととても実感できるようです。

子どもにとって「何万円」という金額は大きく感覚が掴みにくかったのですが、東京ドーム〇個分、だとか、お風呂〇杯分、のように「お小遣い〇年分」という表現は効果的でした。

まとめ*お小遣いはお金の勉強としてオススメ

お小遣いを導入してみて1年、定額制という方式は現在のうちの子に合っていたようでメリットをたくさん実感できました。親の話をしっかり聞いてくれる年齢のうちに、お金についての話をしておくのはオススメです。

またこれから成長に伴って金額を増やしたり、報酬制を導入する可能性もあります。個人的には「休日の夕飯づくりを買い出しから任せて、余ったお金をお小遣いにして良い」方式にも憧れます。実際は部活や勉強でそんな時間がないかもしれませんが、これからもその時々で子どもに合う方法を取り入れていけたらいいな、と思います。

やって良かった 学校関連 学用品 家事 将棋 習い事 買って良かった

タイトルとURLをコピーしました