Amazonプライム会員は配送料が無料になるだけではなく、アニメや音楽を楽しめるなどメリットがたくさん!
わが家では子どもが生まれる前に加入してから毎年更新を続け、10年近くずっとプライム会員としてサービスを活用中です。
今回は、Amazonプライムが気になるけど加入を迷っている方へ向けて、どう使ってるのか、小学生の子どもがいる家庭での使い方やオススメを中心にご紹介します。
Amazonプライム会員とは?
会員制の有料サービスAmazonプライム会員(通称アマプラ)は送料無料などの配送特典はもちろん、他にもたくさんの幅広いサービスを利用することができます。
例えば映画やアニメといった映像作品の視聴、音楽や電子書籍の配信、送料無料で試着できるサービス、写真データを保管できるフォトストレージ、商品をまとめ買いすることで5~15%引きになるうえ自宅まで配送してもらえる定期おトク便、などなど。
全て自宅から利用できるので、忙しかったり子どもが小さく外出が大変な家庭にこそ便利なサブスクリプションサービスです。以前は退会手続きが分かりにくいという不評もありましたが、現在は大幅に改善されておりよく利用する時期だけ加入をするような方もいるそうです。
Amazonプライム会員の費用
- 月会費 600円(税込)
- 年会費 5,900円(税込)
年額プランは一ヶ月あたりに計算すると約490円、月額プランを1年続けるよりも1,300円おトク。ちなみに初めての方は、30日間の無料体験ですべてのプライム特典を試すことができます!なので無料体験をしたうえで「続けたい」と思った場合に年額プランの加入、がオススメですよ。
学生なら Prime Student
学生であればアマゾンプライム Studentを利用することで更に安くプライム会員になれます。
- 月額 300円(税込)
- 年額 2,950円(税込)
アマゾンプライム Student は無料体験の期間がなんと6か月!費用も一般の約半額ととてもおトクに利用できます。年齢に上限はなく、大学、大学院、短期大学、専門学校または高等専門学校の学生であれば何歳でもOK。
残念ながら小学生・中学生・高校生は利用できませんが、5年生の高等専門学校(高専)は加入できます。
Amazonプライムでわが家がよく使うサービス
プライム会員で利用できるサービスのうち、子どもが赤ちゃんの頃から小学生現在までよく利用しているものをご紹介します。
配送料や日時指定が無料
一番のメリットは、Amazonから発送される商品であれば送料無料になる、お急ぎ便や日時指定が無料、などの配送特典です。
プライム会員でない場合は、注文金額合計が3,500円未満だと410円~450円の配送料がかかってしまいます。そのためプライム会員に加入して利用すれば、月2回の買い物をするだけで会員費の元がとれる計算に。
これまで何度も買い替えているメガネケースも送料無料!
少額から送料がかからないので、子どもが学校で使う文房具なんかも気軽に買えて助かっています。特にノートは学年で同時期に使い切るせいか、いざ必要となった時に近所のお店では売り切れていることがしばしば。何件も探したあげく買えず、Amazonで注文、ということも何度かありました。
また一部商品は30日間の返品が無料であったり、会員限定のプライムデーセールに参加できるなどAmazonでの買い物だけでも十分にお得を実感できます。
無料で試着ができる try before you buy
try before you buy はファッションカテゴリーの対象商品が最大4商品、送料と返送料が完全無料で、7日間お試しできるサービスです。商品が届いた段ボールをそのまま返送に使えて、何も買わなくてもOK、という気軽さでカンタンに利用できます。
これが子どもの靴を買うのに大活躍!!違うメーカーとのサイズ比較や、実物を見て子どもに好みを聞くのを自宅でできるので大変便利で時短にもなっています。よくセールや割引にもなっているので、わが家の靴はほとんどAmazonで購入しています。
少し残念なのは、同じ靴でもタイミングやサイズ、色によってtry before you buyの対象外な時があること。ただしその場合でも30日間の返品無料の対象である商品が多く、プライム会員であればやはり返送ができるので困る場面はあまりないと感じています。
Amazon定期おトク便
定期おトク便とは、希望の商品を定期購入に設定することで3~15%の割引が受けられるサービスです。
定期便ではあるものの必ずしも定期購入する必要はなく、お届け日の変更やキャンセルをすれば実質1回の注文も可能。そのため「発送まで数日かかるネット通販」のイメージで利用することもあります。(特別取扱商品をのぞく)
定期おトク便では紙おむつやおしりふきが最安値で購入できるうえ、自宅まで届けてもらえるので乳幼児期には本当に助かりました。子どもが小学生になった現在でも、食器用洗剤やマウスウォッシュ、シャンプー、一部の食品などを定期購入しています。
アオハタまるごと果実の苺は4個セットだと安いので、いつも定期おトク便で買っています。
Prime Video(プライムビデオ)
Prime Video(プライムビデオ)は、映画・ドラマ・バラエティ・アニメ・スポーツなど1万以上の映画や番組が見放題!昔の作品だけでなく、話題のアニメや配信が始まったばかりの映画も、好きな時間に自宅で見ることができます。(別途、有料でレンタル・購入が必要なチャンネルもあります)
これが子どもの体調不良時に大活躍で、あまり買い物をしなかった時期でも「プライムビデオがあるから解約しなくていいな」と思うほど便利でした。レンタルを借りて返して、、という手間がかからず、しかもプライム会員のサービスの一部なので視聴しなくても気になりません。
うちの子の場合、病気で学校を休んだけど起き上がれる体調の時はいつもドラえもんの映画を観ています。他にもおさるのジョージやちいかわは1話が短いので、ちょっとした待ち時間にも便利。もちろん大人が見たい映画もたくさんあるので、おうち時間が充実します。
Music Prime(ミュージックプライム)
Amazon Music Prime(ミュージックプライム)は、1億曲以上が聞き放題の楽曲配信サービスです。ただし通常ではシャッフル再生、似ているオススメ曲を勝手に流す、スキップは回数制限あり、とあまり使い勝手はよくありません。
そこで裏技として、あらかじめプレイリストを作ることで自分で選んだ聴きたい曲だけを流す方法を利用します。
わが家では車での帰省時に流す音楽として、夫がプレイリストを作成してくれています。子どもが好きな曲や今の流行り、昔流行った懐かしい曲も選べるので年数回の帰省で利用するにはちょうど良いサービスです。
もっと日常的に便利に使いたい!という方には、Amazon Music Unlimited というプラスの有料サービスがオススメ。視聴できる曲数も多く、シャッフル再生もオフにできます。プライム会員は月額980円または年額9,800円で利用ができますが、こちらも無料体験が可能です。
Amazonプライムの便利なオススメサービス
プライム会員ではさらに次のような便利なサービスも利用できます。生活スタイルや状況によっては、こちらもオススメです。
ネットスーパー(エリア限定)
Amazonのネットスーパーは、生鮮食品を最短2時間で届けてくれるサービスです。直営のAmazonフレッシュのほか、ライフ、バロー、成城石井、アークスのネットスーパーと提携しそれぞれ対象のエリア内でも利用が可能。
関東圏や関西圏、愛知県や札幌市近郊で利用できるものの、残念ながら地方在住のわが家はエリア外のため利用できず。。ですが、プライム会員であれば追加費用等は必要なく利用できるので、エリア内の方は便利に活用できると思います。
Amazon Photos(フォトストレージ)
フォトストレージはAmazonの会員であれば誰でも5GBの無料ストレージを利用できますが、プライム会員ではなんと容量が無制限!
これが増え続ける子どもの写真の保管・整理にピッタリなんです。しかも解像度を落とすことのないフル解像度、ファミリーフォルダでの共有、整理機能で探しやすい、など機能面でも優れています。
しかしプライム会員をやめると5GB以上の写真は削除されてしまうことと、サービスの変更(改悪)がいつされるか分からない不安点も。そのためわが家ではメインでは使用していません。
とはいえプライム会員になると付いてくるので、他のストレージサービスや保存方法と合わせて利用するのにオススメです。
Prime Reading(プライムリーディング)
プライムリーディングは、数百冊以上の本、雑誌や漫画などの電子書籍が無料で読めるサービスです。ファッション誌やLDKやオレンジページといった生活系の雑誌は毎号、漫画では1~2巻が読めることが多いので試し読みにもピッタリ。
ただし本は一定期間で入れ替わるため、後で読もうとすると期限切れで読めなくなってしまうことも。とはいえこちらもプライム会員に付帯するサービスなので、読みたい時に読めればいいという気軽さがあります。
電子書籍のサービスを中心に利用したい場合は、月額980円の Kindle Unlimited への加入がオススメ。こちらはなんと和書12万冊、洋書120万冊とプライムリーディングとは桁違いの蔵書数に増えるため、幅広いジャンルが揃っています。
プライム会員に加入していないアマゾンの無料会員の方も申し込めるので、電子書籍メインで考えている方はぜひ検討してみてください。
Amazonらくらくベビー
出産予定があるなら、Amazonらくらくベビーに登録すると限定セールや割引などのサービスを受けることができます。またリスト登録と700円以上の買い物で「出産準備お試しBox」のプレゼントも。
二人目以降のお子さんでも登録ができるので、プライム会員に加入した際にはぜひ活用したいサービスです。
Amazonブランドのおしりふきは使い勝手が良く、オムツを卒業してもウエットティッシュ代わりに購入を続けています。
プラスでもっと便利に!追加の有料サービス
Amazonプライムの会費にプラスすることで、もっと便利に使えるサービスもご紹介します。
Amazon Kids+(アマゾンキッズプラス)
アマゾンキッズプラスは、学習や知育系はもちろん絵本や児童書、ゲームや漫画などがそろった3~12歳向けのキッズコンテンツです。
年齢に応じて楽しめる数千点のコンテンツが提供されており、タブレットやスマートフォン、FireTVなどさまざまな端末から楽しむことが可能。4人分の個々のプロフィールを作成できるため、兄弟姉妹で共有せずにそれぞれの専用端末を使うようなイメージで利用できます。
- 月会費 580円(税込)
- 年会費 4,800円(税込)
プライム会員以外でも月980円もしくは年9800円で加入はできますが、月にして200円プラスする金額でプライム会員になった方が、他の特典も利用できる分おトク感があると思います。
こちらも30日間の無料体験ができるので、ぜひ試してみてください。
またAmazon Fire タブレットを購入する場合、Amazon Kids+ は1年間無料で使えます。落下や衝撃に強く、子どもが使いやすいように開発された専用タブレットは2年間の限定保証期間付き。本格的に Amazon Kids+ を利用するなら、こちらのキッズタブレットの購入がオススメです。
Audible(オーディブル)
オーディブルは、本をプロによる朗読で聴けるサービス。目で見るのではなく耳で聞いて楽しめるため、移動中や家事をしながらなど、いつでもどこでも読書ができます。
月会費1,500円とAmazonのサービスの中では高めの価格ですが、月に本を1~2冊読めば(聞けば)元が取れる計算。12万冊以上で幅広いジャンルの本が揃っています。
会員でなくてもレビューは読めるため、気になる作品があればまずはレビューをチェックしてみると雰囲気が分かると思います。こちらも30日間の無料体験ができますよ。
Amazonプライムのデメリットや注意点
便利でおトクなAmazonプライム会員ですが、次のようなデメリットや注意点もあります。
更新は自動延長される
Amazonのサブスクリプションサービスは、一度申し込むと自動更新され続けます。そのため30日間の無料体験だけで利用を止めたい場合、期間内に退会手続きが必要です。
以前は退会手続きが分かりにくいというデメリットもありましたが、現在は大幅に改善されているようです。
Prime対象外の商品がある
Amazonから発送されるPrime対象の商品であれば送料は無料ですが、中にはマーケットプレイスというAmazonが販売元ではないネットショップも出店しています。ネットショップではそれぞれに送料を設定しているため、送料がかかる場合も。
販売者によって送料が違うという点は楽天やヤフーショッピングなど他のECサイトと同じですが、プライム会員でも全ての商品が送料無料というわけではない、という点に注意が必要です。
会費やサービス内容は変更になることも
Amazonのサービスはこれまで何度か、会費(料金)やサービス内容が変更になっています。利用者にとってプラスとなる嬉しい変更もあるものの、中には改悪と呼ばれるマイナスの変更も。
また、サービス内で無料のまま利用できる内容も変化していきます。例えばモルカーは、放送されていた当時プライムビデオで視聴できたのですが現在は有料化しています。
一度退会してもまた申し込むことはできるので、あまり利用しない時期が続いたり変更内容によっては一度止めてみたらいいかな、くらいの気軽さで始めてみると良いかもしれません。
まとめ
配送特典だけでなく映像作品の視聴や音楽や電子書籍の配信など、幅広いサービスが受けられるAmazonのプライム会員。そのため様々な年代や生活スタイルで活用できますが、今回は小学生のいる家庭の目線から紹介してみました。
わが家でも紙おむつが必要なくなったタイミングで続けるか迷ったものの、買い物以外のサービスを便利に使っているため継続。結局、生活になくてはならないサービスとして10年近く続けています。
今回気になるサービスがあれば30日間の無料体験でも同様に利用できるので、ぜひ試してみてください。