子どもが本格的に将棋の勉強を始めて3年目。棋力の伸びはやや停滞しながらも、アマ初段を目標として勉強を続けています。そしてこのレベルでは子ども向けの将棋本が見つからないため、昨年と同様に一般向け（大人向け）の中でも、子どもでも読める本を探して何冊か試してきました。
今回は小学3年生が使った、一般向け（大人向け）の将棋本の中でオススメの本をご紹介します。
- 将棋ウォーズ2級くらいのレベル
- 将棋に関する漢字は読める
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ポケット3手詰
評判の良い浦野真彦さんのハンドブックシリーズよりも難しい3手詰の本を探して、こちらの「ポケット3手詰」を選びました。
毎日の習慣として詰将棋をやるようにしているのですが、「手数を増やすよりも難易度を上げたい」という子どもの希望です。監修は将棋の渡辺くんでおなじみ渡辺明さん。
あくまでうちの子の感想ですが、ハンドブックシリーズよりも難しめでちょうど良い、とのことでした。シリーズとしては5手詰もあります。
初段の力がつく次の一手
実践形式から最善手を考える「次の一手」が中盤力を鍛えるのに良いと知り、「初段の力がつく次の一手」を購入しました。
少し難しめの問題ですが、答えは3択から選べるので挑戦するハードルは低め。2回目以降など慣れてきたら3択を隠して挑戦もできます。またシリーズとして「中終盤の力をつける次の一手」「終盤戦を制する次の一手」「初段を目指す次の一手」もあるので、自分に合いそうな本から挑戦できます。
ただ『将棋世界』の過去問再編シリーズは、誤植の訂正が公開されていないらしいのが注意点。良い本ですがそれを念頭に置いて読むことをおすすめします。
1手ずつ解説するシリーズ
戦法を1手ずつ丁寧に解説したシリーズです。初心者向けとありますが、章によってはある程度将棋が分かっていないと難しい部分もあるようで、始めたばかりというよりも上位級に近い人向けかな？と感じました。
初段を目指す場合「まず得意戦法を決めて、その戦法を深めていく」勉強法を進められます。このシリーズは種類がとても多く、あまり見かけない「右四間飛車」の解説本を探しているときに出会いました。
他にも多くの戦法が出版されているので、探してみてくださいね。
1・2年目から使用している本
駒落ち定跡
1・2年目から引き続き使用中の「駒落ち定跡」。大人向けの難しい本ですが、きちんと勉強して身に付ければ着実に力が付く一冊です。
本の詳しい説明はこちらの記事をどうぞ
5手詰ハンドブック
ハンドブックシリーズの中でも「5手詰」は、最初にご紹介したポケット3手詰と併用し現在も続けています。
こちらのシリーズも大人気で7手詰まで発売されているので、目的や棋力に合わせて選んでみて下さい。
