室内用の物干し「kururi(クルリ)」は工事不要で後付けできる!賃貸でもOKなピン式固定

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森田アルミ工業の首振りピン式物干し「kururi(クルリ)」は、室内に自分で取り付ける壁付けタイプの物干し竿です。カンタンに後付けでき、取付時の穴は押しピンサイズのため賃貸でもOK!

わが家ではリビング横の畳スペースに2本設置し、3年目になります。雨の日の部屋干しはもちろん、取り込んだ洗濯物を掛けたりバスタオルを干したりと毎日大活躍。

今回は「kururi(クルリ)」の機能やメリットとデメリット、今までわが家で使ってきた他の室内用物干しや検討した商品などをまとめてみました。

kururi(クルリ)とは?機能とメリット

工事不要で後付けできる

石膏ボードの壁に付属のピンで簡単に取り付けられます。工事業者に頼む必要がなく、女性一人でも取り付けできるので導入しやすい部屋干し台です。取り付け時には下地を避けるため「下地どこ太くん」と「ハンマー」があると便利でした。

固定ピン穴が目立たない

ピン穴は大半の賃貸でもOKな押しピンサイズ。外した後も目立たないので、設置場所を気軽に考えられます。しっかり固定できるので、突っ張るタイプと違って落ちてくる心配もほとんどありません。和室や洗面所など、普段人が出入りするような場所でも安心して使うことができますよ。

斜めの取り付けが可能

台が120度まで振れるので、突っ張り棒が使えないような斜めのスペースにも設置可能です。竿をかけた状態でも、下の空間を有効に使えます。

横幅は104cm~259cm、耐荷重10kgまでOK

竿は最短104cm、最長259cmまで伸縮、スペースにピッタリ合わせて設置が可能。耐荷重は10kgまで、たわむことなくしっかり干せます。

竿は艶消しアルミ素材で部屋になじむ

竿は艶消しのアルミ素材、色としてはグレーなのですが、これが部屋によくなじみます。アルミ素材がうまく光を反射することで、白い壁紙の部屋でも悪目立ちせず溶け込んでくれます。

kururi(クルリ)のデメリット

石こうボード専用

石膏(せっこう)ボード専用のため、土壁、ベニヤ、コンクリート等には取り付けができません。また下地がある場所にも取り付けできないので、下地へ固定したい場合は「kururi plus」がオススメです。

竿を外した際に台座が収納できない

kururiは、竿を外した時に台座を収納できません。台座はあまり目立ちませんが、気になる方には不向きです。

竿の長さは片方しか伸縮できない

竿は104cmから186cmまで伸縮する1本と、延長用の追加竿1本の合計2本セットです。186cm以上の長さで使用する際は追加竿取り付けるため、伸縮機能は片方にしかありません。

pid(ピッド)、kururi plus(クルリプラス)との違い

森田アルミ工業からは、他にも「後付けできる室内用の物干し」として「kururi plus」「pid 4M」が販売されています。

kururi plus(クルリプラス)

kururiは下地がない場所にピンで固定方式でしたが、plusは下地がある壁でもネジで固定できるタイプです。下地がない場所にはピンのみで固定も可能なので、片方だけ下地があるという状況でも設置できます。kururiとは竿掛けのカラーが違い、こちらはグレーです。

Pid 4M(ピッド)

最長4mまで伸びる、大人気の室内干しワイヤーです。必要な時にワイヤーを伸ばし、対面のフックにかけて使用します。

【メリット】

  • 最長4mまで伸びる
  • 耐荷重10kg
  • 使用しない時は収納カンタン

【デメリット】

  • ワイヤーなので少したわむ
  • 細いのでハンガーを固定しにくい

kururi以外の「室内用物干し」比較

kururi以外の室内用物干しをご紹介します。わが家は色々使ってkururiが良かったのですが、使用する環境によっては他のタイプもオススメです。

置き型の室内物干し

【メリット】

  • 移動がカンタン
  • 安価

【デメリット】

  • スペースをとる
  • 床を掃除しにくい

賃貸物件に暮らしていた頃は置くタイプの物干しを使っていました。部屋干しセットタイプは干す量が少ない時には良かったです。シンプルな布団干しタイプは使い勝手が良く、いざという時にはすぐに畳めるので8年ほど愛用しました。

実際に使っていた布団干しタイプはホームセンターで購入したものなので、リンク先は参考商品です。

縦突っ張り棒 

【メリット】

  • 竿は片付けやすい
  • 安定感がある

【デメリット】

  • 設置に少し手間がかかるため結局出しっぱなし

戸建てに引っ越し後、1年ほどは縦(天井と床)に突っ張るタイプを使用していました。安定感があって布団も干せるのが良かったのですが、わが家の場合は一部屋を占領してしまうので使用しなくなりました。

横突っ張り棒

【メリット】

  • 床に空間ができる

【デメリット】

  • 落ちてきそうで怖い
  • 意外と存在感がある

洗面所や部屋に取り付けようと3本も購入し設置したものの、使い勝手が合わずに結局使っていません。太くて重たいため、落ちてくる可能性を考えるとあまり気軽に設置できませんでした。耐荷重量のあるしっかりとした造りで、存在感も大きかったです。

11,000円以下だと送料がかかるため、ニトリの店舗で購入しました。

窓に取り付けタイプ

【メリット】

  • 使わない時にスッキリ目立たない
  • 省スペース

【デメリット】

  • 奥行が浅くハンガーが斜めになる
  • 耐荷重量不安

カーテンがない洗面所前の廊下の窓に設置を検討したタイプです。しかし奥行が足りずハンガーが斜めになる、重量的に干せる量が少なく断念しました。タオルやちょっとしたものを干すには良さそうです。

天井に埋め込みタイプ

【メリット】 

  • 耐荷重量安心
  • 高さを変えられる
  • 使わない時に収納できる

【デメリット】

  • 業者による工事が必要
  • 値段が高い

2年ほど住んでいた賃貸に「ホシ姫サマ」が付いていてとても便利でした。しかし工事が必要なことと、値段が高いこともあり自宅への設置は断念しました。いつかは壊れて交換することを考えると、わが家は工事不要で安価なタイプで十分、という考えです。

まとめ*部屋干しスペースが有効活用できる!

kururiの強みは、部屋干しスペースを確保しつつ下の空間が使える、という点です。口コミでも和室や洗面所、階段の上部などに活用されている方がおられました。賃貸でも使えるピン式なので、部屋干しスペースが欲しいけど場所がない、という方にもオススメです。

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