学習まんが「日本の歴史」は何歳から読める?小学生向けはどれ?オススメの選び方をご紹介!

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日本の歴史を漫画で分かりやすく学べる歴史まんが。勉強になるから子どもに読んでほしいけど「何年生から読める?」「歴史に興味を持つの?」と気になるのではないしょうか。

うちの子は伝記まんがからステップアップし、小学2年生の時に日本の歴史まんがデビュー。そこから歴史、特にお城や武将が大好きになりました。

今回はそんなわが家の体験と比較検討した情報を元に、小学生にオススメな歴史まんがについてまとめています。

歴史まんがは何年生(何歳)から読める?

一般的にまんがは、6~7歳ごろから読めるようになると言われています。そのためレビューの中には、小学生になったら購入した、低学年から読み始めた、という方もいました。

しかし歴史漫画は出てくる言葉が難しいうえ時代背景も現代と異なるため、まんがとして読めても内容を深く理解するのは難しいように思います。

また口コミには「低学年の頃に読んだけど、高学年になったら忘れていた」というエピソードも。読む時期が早すぎると歴史を習う6年生までに忘れてしまうこともあるようです。

小学2年生で購入*わが家の場合

わが家が「まんが日本の歴史」を購入したのは小学2年生の7歳半ごろ。伝記まんがを何冊か読むうちに、巻末の年表に興味を持ち始めたのがきっかけでした。そこから「歴史まんがも気に入るのでは?」と試しに読ませてみたところ、すっかりハマっていきます。

ただ最初のうちはお気に入りの「戦国時代」と、読みやすい「近現代」ばかり読んでいました。一方で「明治・大正時代」には興味を持てず、少し難しかったようです。それでも半年もすると難しいと感じる時代もなくなり、全ての巻を何度も繰り返し読むほどお気に入りとなりました。

読む・読まないは個人差がある

とはいえ歴史まんがを読むかどうかは、結局は個人差です。子どもの同級生(小2当時)にも歴史好きな子がいれば、興味がない子もいます。実は私自身も歴史にあまり興味を持てず、小学生のころはそんなに熱心に読んでいませんでした。

しかし6年生で歴史の授業が始まった時、歴史の勉強に興味を持てなくても漫画だと読む気になるし、内容も分かりやすくとても助けられました。好んで読むことはなかったものの、勉強で必要になった時に助かる、という存在です。

この経験から「子どもがあまり読まなくても、勉強で必要になった時には役立つ」存在として、歴史まんがを用意しておくのはメリットが大きい考えています。

歴史が大好きならいつからでも!

未就学児でも、歴史が大好きなら早く買って困ることはないと思います。小さな子が電車や恐竜など大好きな分野では大人顔負けの知識を披露してくるように、すでに歴史(戦国武将など)が好きなら楽しめる可能性が十分あるでしょう。もし物語として歴史まんがを読むのがまだ難しくても、少し成長すればきっと楽しんでくれるはずです。

ただ図鑑のように楽しむのであれば、歴史まんがよりもこういったのタイプの本もオススメです。

わが家ではこのシリーズの「合戦大辞典」を持っています。今風の絵柄とカラーが子どもには読みやすいようでした。

いつ買えばいい?おすすめパターン

子どもが歴史まんがに興味を持つかどうかは、実際に買ってみないと分かりません。そこでいつ買うのが合っているか、タイプ別のタイミングを目安としてご紹介します。

低学年(小学1・2年生)*本を読むことや勉強が好き

読書が好きだったり、新しいことを学ぶのが好きな子であれば低学年での購入もオススメです。もちろん歴史に関することに興味を持っているのであれば、十分楽しんで読むことができると思います。その場合は気になった時代から読み始めるのも良いですよ。

中学年(小学3・4年生)*中学受験を考えている

歴史に特に興味がない場合でも、中学受験の予定があるなら中学年から読み始めるのがオススメです。歴史を習うのは6年生ですが、その頃には受験勉強も本格化し忙しくなります。そのためまだ時間に余裕のある3・4年生のうちに、歴史をまんがで頭に入れておくと後がラク!という理由です。

高学年(小学5・6年生)*勉強に苦手意識がある

勉強が苦手だったり好きではないタイプであれば、歴史を習う高学年に「まんがで分かりやすく学べる」存在として購入するのがオススメです。

一方で勉強は苦手なわけでなく、むしろ歴史が好きになって購入を検討しているのであれば、高学年では大学受験レベルの内容までカバーする「小学館」や「講談社」を検討してみても良いかもしれません。

歴史まんがのオススメ出版社は?

歴史漫画はいくつかの出版社から販売されていますが、内容の新しさや人気から考えると「KADOKAWA(角川)」「集英社」「小学館」「講談社」から選ぶのがオススメです。どれも大体全20冊程度で2万円前後、それぞれ特徴があり好みで選んで構いませんが、内容の深さに違いがあります。

「KADOKAWA」「集英社」は読みやすく重要な情報がまとまっており、おおむね中学受験レベル(中学~高校で習う内容)まで。レビューでは重要なポイントがまとまっている、低学年でも最後まで読める、との口コミもありました。

一方「小学館」「講談社」は説明が多く、大学受験でも対応できるレベルです。レビューでは歴史好きの子が喜んだ、大人も勉強になる充実の内容と好評であるものの、小学生には難しかったとの口コミも。

ちなみにわが家は小学館と迷ったものの、まだ低学年だし大学受験レベルまで深くなくて良いかな?とKADOKAWAを選びました。KADOKAWAの最新16巻は岸田内閣の成立や、2022年7月の安部元首相の銃撃事件まで入っています。コロナ禍や東京五輪など子どもの記憶にある出来事も収録されており、特に読みやすいようでした。

歴史まんが出版社別の特長やセット

「KADOKAWA(角川)」「集英社」「小学館」「講談社」それぞれの特長やセット、税込み価格をご紹介します。セットについている特典は数量限定の場合もあるため、購入時にご確認ください。

KADOKAWA「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」

KADOKAWAの日本の歴史は1冊957円。セットでは1~16巻セット(15,312円)、別冊近現代3巻セット(2,871円)、さらに歴史まるわかり図鑑をプラスした全20巻セット(19,140円)が販売されています。20巻セットはすごろくなど5大特典付きです。

  • ソフトカバー、コンパクトサイズで軽い
  • 残虐な描写はできるだけ抑えている
  • 近現代だけの別冊がある
  • 中身も表紙と同じテイスト

集英社「学習まんが 日本の歴史」

集英社の日本の歴史は1冊825円。セットではコンパクト版1~20巻と別巻1冊の21巻セット(17,380円)、別巻が2冊の全22巻セット(18,590円)、ハードカバーの21巻セット(23,540円)があり、ポスターなどそれぞれ違う特典が付ています。

  • 選べる2サイズ、ソフトカバーとハードカバー
  • カラーページが多め
  • 近代・現代が充実
  • 表紙と中身の絵が大きく違う

小学館「小学館版学習まんが 日本の歴史」

小学館の日本の歴史は1冊968円。セットは4大付録つきの全20巻(19,360円)があります。

  • 41年ぶりの全面リニューアル
  • デジタル版も2025年3月末まで読める
  • ソフトカバー
  • 大学受験レベルまで対応

講談社「学習まんが 日本の歴史」

講談社の日本の歴史は1冊935円。セットは4大付録つきの全20巻(18,700円)があります。

  • ソフトカバー、コンパクトサイズで軽い
  • 資料や写真が充実
  • 難関大学受験レベルまで対応
  • 文字量が多いので小学生にはあまり向かない

歴史に興味を持ってもらう作戦

子どもに歴史まんがを読んでほしいけど、いきなり全巻買って読めるか心配、、という場合、好きそうな分野から少しずつ興味を持ってもらうステップアップ作戦もオススメです。

現代編から

歴史漫画のうち、現代編から買う(読み始める)作戦です。歴史漫画を読みにくいと感じる理由の一つとして、生活や文化の面で現代と大きく違うという要因があります。そこでまず近現代から読み始めることで「歴史漫画を読むこと」に慣れてもらう方法です。

現代版は親や祖父母の記憶にある事件やニュースが出てくるので、当時の様子や思い出を話したり「実際にどうだったかおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみよう!」というつなぎ方もできます。

KADOKAWAには近現代の化粧箱入り3冊セットがあります。

ドラえもん学習まんがシリーズから

親しみやすいドラえもんの漫画を読みながら、歴史を知ってもらう作戦です。学習まんがの中でもドラえもんシリーズは、日本の歴史が全3巻にまとめられているため挑戦しやすい冊数です。化粧ケース入りのセットあり、入学祝いや進級のプレゼントとしても人気があります。

伝記まんがから

歴史漫画を読みにくい他の理由としては、登場人物が多く関係性が複雑になってしまうこともあげられます。そこで一人の人物を中心に読める「伝記まんが」から読み始める作戦です。

うちの子が歴史好きになったのもこのパターンでした。伝記まんがの紹介や選び方のオススメについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

お城や身近な史跡から

お城や史跡に関する本を先に購入することで、身近にある場所から興味を持ってもらう作戦です。お城や史跡は実際に行くことができるため、歴史を体感できるのも魅力といえます。人間の関係性にはあまり興味がないけれど、建物や風景が好きなタイプにもオススメです。

すごろくやカルタから

歴史を題材にしたすごろくやカルタで遊ぶことで、自然と歴史に触れてもらう作戦です。この方法は幼児から大人まで、幅広い年齢で気軽に楽しむことができます。

るるぶのかるたは歴史以外にもシリーズがあり、わが家は「国旗と世界の国」を持っています。

まとめ*買うのは早くてもいい!

複雑な日本の歴史を読みやすい漫画で学べる歴史まんがは、勉強のサポートだけでなく歴史の興味を深めるのにも役立ちます。

また、買ったのに子どもがすぐには読まない、、という場合でも、大切なのは情報に手が届きやすい環境づくりです。

中学受験レベルでも、高校で習う内容まではカバーされており長く使うことができます。歴史を習い始めたら勧める程度にして、読むのは強制せずに見守ってみてください。

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