2025年テーブルマークこども大会(中国大会)将棋イベントへ行ってきました【当日編】

子どものこと

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

2025年テーブルマークこども大会(中国大会 in 岡山)へ行ってきました!

この記事はこども大会当日の様子や感想を、体験談レポとして書いた【当日編】で、文字が多くとても長いです。当日の写真や会場の様子について書いているため、まだ知りたくないな、という方や概要を簡単に知りたい方は、こちらの【準備編】をご覧ください。

また本記事では個人を特定できそうな部分や結果は書かずに、客観的な内容を中心にしていますのでご了承ください。他会場や来年以降参加される方の参考になれば幸いです。

*2023年と2024年の当日編はこちら

*詳細は開催年度や会場によって異なります。また大会についての不明点は主催者さまへ直接ご確認ください

大会ホームページ

タイムスケジュール

公式からの案内を元に、主な企画のタイムスケジュールを作成しました。参考にしてみてください。

会場によって変更になる可能性があります、イベントに参加する際は公式から届く案内をご確認ください。

入場・受付(8:50-09:50)

今回参加するうでだめしコース(旧ブロック対局・Aコース)8:50に受付が開始されます。開場である「岡山県総合グラウンドジップアリーナ岡山」へは早めに到着しましたが、入場列は受付開始の15分ほど前から作られ始めました。

並んでいる間は「参加証は参加するお子さんが手に持って準備してください」とのアナウンス。入場時には両側に並んだスタッフさんが手を振りながら迎えてくださり、ワクワクする雰囲気を作ってくれました。

受付時にはクイズラリーの参加用紙やパンフレット、テーブルマークからのお土産などを頂けます。ビニールバッグに入っていますが、参加する子どもの人数分いただけるのでエコバッグがあると便利ですよ。

指導対局の抽選券がもらえるのもこのタイミング。いつ開けても良いのですが、対局が始まると忙しくなってしまうのですぐに開けています。わが家は残念ながら今年もはずれてしまったものの、他のイベントで体験しているのでそこまで気にしていませんでした。

ちなみにエンジョイコース(旧自由対局・Bコース)のみの参加者は、うでだめしコースと同じ時間帯にも行われる対局に参加できます。午後のみの参加も可能なため、エンジョイコース参加者の受付は12:30まで行われていました。

座席の確保

受付が完了すると、まず座席の確保をしました。わが家はプロ公式戦の観戦も大きな目的の一つだったため、大盤解説が見えてできるだけステージに近い席を狙うためです。ですがステージ観戦が目的でない場合は、休憩や荷物置き程度にしか使用しないので後回しでも良いと思います。

子ども大会の参加者と同伴者はプロ公式戦も自由席をそのまま利用できます。エコバッグなど、わが家のだと分かりやすい荷物を置いておくとお子さんから見たときの目印にもなりますよ。

指定席(午前中は使用可能)

今回の中国大会では客席の右半分(大盤解説側)と、左の後ろ側が「JTプロ公式戦」の指定席(事前申込・抽選)でした。午前中は貼り紙がしてあり分かりやすいのですが、指定席を使う午後は背面の席番号のみになります。そのため前から見ると指定席か自由席か分かりにくく、間違えてしまう方もおられました。

また席に関してはジップアリーナ岡山の場合、午後から二階席の一部も開放されました。この二階席はステージから離れてはいるものの人が少なく、ロビーよりも空調が効いているので快適。食事はできませんが、会場の様子も分かるので休憩にもオススメです。

解説棋士と女流棋士との記念撮影

受付後はすぐ横のエリアで、解説棋士と女流棋士との記念撮影が行われています。今回の中国大会の解説棋士は畠山鎮八段、利き手は室田伊緒女流三段、読み上げは安食総子女流二段のお三方。さらに今年誕生した大会公式キャラクターの「あなぐまーと」と、あなぐまーとが抱っこしている「あなぐまーふ」ぬいぐるみも一緒でした!

おなじみのコシノツヨシくんは会場内を歩いており、こちらも記念撮影ができます。今年も一緒に撮影してもらいました。(コシノツヨシくんは四角いながらも動きがとても可愛いのぜひ)

お楽しみ抽選会の応募BOX

出入口付近にはお楽しみ抽選会の応募BOXがあるので、さっそく投函しておきます。応募用紙は送られてきた封筒の中に入っていたもの。応募の締め切りは12:30ごろまでですが、受付後早めに投函しておくと忘れずに済みます。

対局席とチェスクロックの確認

リンク先のチェスクロックは参考商品です

開会式までに対局席の確認をします。受付で発行された対局場所の紙に書かれた番号の対局席を確認後、その用紙をスタッフさんが将棋盤に挟むことで確認済みとされていました。飲み物がある場合、先に置いてて良いそうです。

また対局後に同伴者とどこで合流するのか、子どもと待ち合わせ場所を決めておくのをアドバイスされました。座席に戻るようにしても良いのですが、そのままロビーで食事をとりたかったこともあり相談して決めておきます。

最後にチェスクロックを使用する説明があり、必要なら指導対局コーナーで練習ができることを案内されます。12:00からは指導対局が行われますが、入場直後の時間帯ではチェスクロックの使い方を練習できるようになっていました。

テーブルマーク(クイズラリー)ブース

その後はクイズラリーブースへ。テーブルマークにまつわるクイズに答えると、全問正解者の中からプレゼントが当たるチャンス!クイズは展示パネルを見るとすぐに答えがわかる簡単なものなので、お子さんでも楽しく参加できます。

参加方法は、受付でももらったクイズラリー用紙に記入し箱に入れるだけ。チャンスは2回ありますので、番号が書かれた控えを忘れずに切り取っておきましょう。

その他のコーナー

受付~開会式までの時間帯(8:50-9:50)に利用できた他のコーナーです。

ガシャポンコーナー

テーブルマークグッズのキーホルダーがもらえるガシャポンコーナーが登場していました!参加証につき1人1回まわすことができますが、無くなり次第終了なのでお早めに。

グッズ販売と展示

物販ブースは夕方ごろ、展示は終日あるので時間に余裕がありますが、プロ公式戦のお客さんが入場される午後には混雑します。また人気の商品は売り切れることもあるため、早めにチェックしておくと安心です。

休憩コーナー

今年からの新ブースとして、テーブルとイスのある休憩コーナーが設けられていました。ここでは普通の将棋盤の他に、9マス将棋やどうぶつしょうぎといった各種将棋アイテムで遊ぶことができます。(こども大会の決勝対局まで利用可能)

子どもは対局席へ

子どもは開会式までに対局席へ座っておきます。前回はこのことを知らず、5分前にふと「あれ?観客席に子どもが少ないな?」と気が付きました。。危なかった。つまり、ブロック対局に参加する子は対局する席で開会式を聞く、ということになります。

保護者は対局スペースへは入れませんが、周りから見ることは出来ます。対局時間になると多くの保護者が子どもの対局している近くから見ていました。もちろん観客席で座って待つことも可能です。

開会式はステージで行われます。その流れのまま対局に向けたルールやマナーの説明があり、対局開始になりました。

うでだめし対局(10:10,10:45,11:15)

ステージの掛け声とともに対局がスタート、静かな空間でパチパチと駒を打つ音が大きく響きます。勝敗が決まれば手を挙げてスタッフを呼び、勝てば「赤の王将」負けると「黒の角」スタンプをそれぞれ参加証へ押してもらうシステム。

その後は二人そろって対局ブース内の受付へ行き、次の対局席を指定した紙をもらってから休憩に入ります。次の席を確認したくなりますが、まだ対局中の人もいるため全員の対局が終わるまでは外で待つよう指示がありました。

対局の間は10分~15分の休憩時間が確保されているものの、5分ほど前には集まるアナウンスされているように感じました。ステージや企画も気になりますが、トイレや水分補給などを優先して早めに準備しておくのが良さそうです。

対局の合間に食事をとる

準備編にも書いたようにこの大会、ゆっくりと食事をする時間はとられていません。エンジョイ対局中に休むことは出来ますが、できるだけ対局したい!と意気込む子の方が多いと感じます。またもしトーナメントに進出できた場合、勝ち進むほどまとまった休憩はとれません。

そこで今回のわが家の作戦として、合間の約10分で少しずつ食べていくことに。同伴者である私は食べ物の入ったエコバッグを持って対局を見守り、終わると事前に決めた待ち合わせ場所で合流。会場内では食事は禁止のため、そのままロビーへ出て食事をとらせました。

朝食が早かったこともあって、隙間時間にinゼリーや、おにぎり、ランチパックを食べる息子。そして対局のアナウンスがあると子どもだけ戻り、私も小分けで素早く食事をしてから戻ります。ステージを楽しんだり他のブースへ行くこともなく、まるでセコンドのようにサポートをする作戦です。

正直なところ、いわゆる「ガチ勢」でなければここまでせずに、ゆっくりとステージやブース楽しむのが良いとは思います。。とはいえこの作戦がわが家には合っており余裕をもって対局に臨めたため、子どもとは次回からもこのスタイルで挑もうという話になりました。

昼食(いつでもOK、実質11:45-11:50)

参加者の多くは、うでだめし対局の終了する第三局後に昼食にしていました。今回の中国大会では食事が出来る場所として、1階・2階ロビーが指定されました。食事をとる部屋が別に用意されている会場もあるそうなので、この点は会場によって異なると思われます。

事前に少しずつ食べていたわが家、このタイミングはロビーが混雑することと、会場が空くタイミングであることを狙い「駒ならべ30秒チャレンジ」「駒つかみチャレンジ」を楽しむことに。他にも11:00からは試食コーナーが始まりましたが、そこまでの時間はなく行っていません。

また、前回(2023年)は会場入り口でこの時間に振り駒抽選券が配布されていました。すっかり忘れていたので今年は確認できずどうなのかが分かりませんが、念のため書いておきます。

駒ならべ30秒チャレンジ(10:10-13:00)

駒ならべは30秒間に片手で20枚の駒を並べられるか!?という企画。対象は参加者もしくは小学生以下の同伴者、1人2回挑戦できます。片手というのは中々難しく、完成にはならず。ですが並べられた駒の数に応じて将棋駒型消しゴムをもらえました。

駒つかみチャレンジ(10:10-13:00)

箱の中の駒をつかみ出し、その中に「王将」があればパックご飯がもらえる企画です。駒つかみチャレンジは同伴者証1枚につき1回、そのため参加者のお子さんはチャレンジできません。とはいえその1回分を参加者である子どもに譲るような形で、駒つかみにも挑戦している子が多かったです。

オレンジ色のストラップは受付時にもらえます

どちらの企画も、参加者証や同伴者証に印をつけたり穴を開けてのチェックが入ります。そもそも会場への再入場では必ず必要になるため、参加者証はもちろん同伴者証も首から下げたり常に身に付けておきましょう。

午後の対局(11:50~)

午後は全員で参加できるエンジョイ対局、うでだめし対局で3勝した人のトーナメント戦、抽選で当たった人が参加できる指導対局が行われます。

エンジョイ対局は参加証の裏面にあるマスに従って、対局した回数と勝った回数に応じて「将棋駒型消しゴム」がもらえます。注意点としては忘れ物をしやすいこと。対局ごとに移動する&みんな急いでるので、飲み物は忘れがちに。

そして一番悲しいのは、せっかく手に入れた将棋消しゴムをうっかり忘れてしまうこと。置いたままにしてしまうと誰のだったか分からなくなり、参加証には受け取り済みの印がついているのでもう貰えません。この点はスタッフさんもしきりに注意喚起されていましたが、一生懸命だとうっかり忘れてしまいますよね。

そのため私はエンジョイ対局の間も近くで水筒を持ったまま待機し、子どもには小まめに渡しに来るよう伝えていました。エンジョイ対局ではそこまでサポートせずに、子ども自身にショルダーバッグを持たせるのも良いと思います。

トーナメント参加者は敗退するまでエンジョイ対局に参加できませんが、王将消しゴムがもらえます。またトーナメント戦の結果はエンジョイ対局のマスに押印されるシステムらしく、1戦のカウントに入るようでした。

リピーター特典受け取り

リピーター特典は12時以降、受付にてハガキに書かれている駒の中からひとつ選べます。

ステージ(13:00~)

13時になるとステージにて、お楽しみ抽選会・クイズラリー発表が始まります。番号の聞き逃しに慌ててしまいそうですが、番号はクイズラリーブースに掲示されるので大丈夫。大会終了後には2回目の抽選も行われるので、帰りに確認する人も多かったです。

その後は対局棋士挨拶、トークショー、テーブルマークコーナー、振り駒抽選、と続きます。また将棋連盟の専務理事として脇謙二九段が登場され、ある意味サプライズでした。

今年の岡山大会の対局棋士は羽生善治九段佐々木勇気八段。羽生さんといえば、将棋に詳しくない人でも知っている有名人。子どもが将棋を始めてからは、その実績と書籍の充実具合に改めてすごさを実感します。(子ども将棋入門シリーズで勉強しました!)今回「あの羽生さんに会える・・・!」ということで、とても楽しみでした。

佐々木さんはJTプロ公式戦こそ初出場ですが、幼少期から活躍されていた実力者。テーブルマークこども大会でも、低学年の部と翌年の高学年の部で2回とも優勝されています。一方でその行動が話題になることも多く不思議な印象があり、実際はどんな感じの方なのか楽しみでした。

こども大会に限らず将棋のイベントでは、いつもテレビや本で見ているプロ棋士にとても近くでお会いできます。「あんなすごい方がこんな近くにいて大丈夫?」というようなイベントもありますが、どの方も優しく丁寧で、それでいてそれぞれのキャラクターがあり、いつも魅了されます。私はもともと将棋界には詳しくなかったのですが、後日テレビ等でお見掛けすると応援するように。だんだんと応援したい棋士が増えていきますが、それがまた楽しいと思っています。

こども大会決勝戦

こども大会決勝戦は、低学年、高学年の順にステージで行われます。決勝トーナメントを勝ち抜いた二人が袴を着て、読み上げと解説も行われる中でプロのように対局します。

とはいえこのタイミングで息子は疲れが出始めたので、ロビーで軽食をとったあと2階席から観覧させてもらいました。今回3倍のオペラグラス(リンク先のもの)を持参しましたが、さすがに2階席からはあまり効果がなく。次は2階席からでも見えるよう8倍くらいの双眼鏡を買っておこうと思いました。

3倍の方はお値段相応のつくりですが、コンパクトになるし気軽に使えます。

8~10倍なら、5,000円近くしますがペンタックス(PENTAX)やビクセン (Vixen)が性能面で良さそうでした。

JTプロ公式戦

こどもの決勝は予定よりも早めに終わったようでしたが、中継の都合上、プロ公式戦は予定通りの時間から始まりました。プロ公式戦になると、全体の明かりが暗くなり会場の雰囲気が一気に変わります。またフラッシュ撮影や大きな音をたてることも禁止です。

今回はしっかりと大盤が見える席を確保したこともあり、解説とともに対局を楽しむことができました。もし見えにくい席でもabemaTVでも中継されているので、音声オフでそちらも見ることでも楽しめます。

プロ公式戦の様子は後日、YouTubeのJT公式チャンネルでも公開されます。

勝利者&封じ手予想クイズ

プロ公式戦は途中で休憩時間が入り、封じ手をします。その手が何なのかと、勝利者を予想するクイズが開催されます。封じ手は4択の中から選んで答えるので、将棋が分からない方でも大丈夫ですよ。

休憩が終わるまでに回収スタッフさんへ渡せばOK。正解者の中から選ぶ抽選のあとは、外れた人も含めた抽選もしてもらえます。

勝利棋士によるお見送り

プロ公式戦の対局が終了すると、表彰式や挨拶が行われイベントが終了します。今回は17:10と、予定よりも少し早めに終わりました。どのタイミングで帰っても良いのですが、終了後には「クイズラリー2回目の結果確認」「勝利棋士によるお見送り」というイベントがあります。

クイズラリーの結果はテーブルマークブースへ掲示されているので、各自確認をします。勝利棋士によるお見送りは、列が出来るので並びましょう。(急いでいる場合はお見送り無しで帰ることも可能です。)

お見送りは勝利棋士の方が出口付近のスペースに立っており、参加者は立ち止まらずに挨拶をしたり手を振って帰ります。写真撮影はOKですが止まれないので、子どもには「後ろから写真を撮るから、止まらず歩くんだよ」と事前に説明をしておきました。

今回の勝利棋士は、佐々木勇気八段。あなぐまーふと一緒に手を振ってお見送りをしてくださいました!また会場を出たところでは、スタッフさんとコシノツヨシくんが手を振ってお見送りロードを作ってくれていました。最後までしっかりと子ども目線で楽しませて下さり、本当に素敵な一日となりました。

さいごに

テーブルマークこども大会とJTプロ公式戦、一日まるまる将棋を楽しませていただきました。将棋大会に参加してプロ棋士の公式対局を観戦できるのに、完全無料という有難すぎるイベントです。

またスタッフの方々は前回もとても親切で温かかったのですが、今回はさらに「来場者に楽しんでもらおう!」という空気を感じました。

このイベントが続くよう、テーブルマーク商品を買いながらまた次のイベントを楽しみにしたいと思います。ありがとうございました。

お土産でもいただくコシヒカリパック

お気に入りの冷凍肉うどん(冷凍系はネットよりも実店舗の方が安い場合が多いです)

やって良かった 学校関連 学用品 家事 将棋 習い事 買って良かった

タイトルとURLをコピーしました