フローリングに直置きるマットレス【アイリスオーヤマ エアリー】がオススメ!下に敷くカビ対策もご紹介

生活・暮らしのこと

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子どもが小さいうちはベッドではなく、布団を床に並べて寝たい家庭も多いのではないでしょうか。

わが家でも現在の家に引っ越すまでの赤ちゃん~幼児期は、いわゆる「川の字」スタイルで寝ていました。しかし当時は和室のない賃貸暮らし、フローリングの上に直接寝る方法を試行錯誤しながらカビとの闘いでした。

今回は最終的にこれだ!と見つけたマットレス「アイリスオーヤマ エアリー(9cm)」と、下に敷いて使った吸湿マット「ベルオアシス」をご紹介します。

なぜマットレスの直置きはダメ?

マットレスをフローリングに直置きするのは、夏も冬もカビが生える危険性があるためお勧めできません。夏は寝ている間に体から出る水分量が多く、マットレスに湿気がこもり高温多湿な環境になるから。冬は床の冷たさと温まったマットレスとの間で結露し、乾きにくいからです。

ちなみに薄い折り畳みタイプだけでなく、コイルの入っている分厚いマットレスでも直置きはカビが生えてしまう、と家具屋さんが教えてくれました。

他にも、床のホコリ(ハウスダスト)を吸い込みやすい、マットレスが傷みやすい(劣化が早い)などの理由から、マットレスをフローリングに直接置いて使うのは良くないと言われています。

わが家の失敗例*直置き体験談

ここからは、アイリスオーヤマ エアリーに出会うよりも前の失敗歴をお話します。

わが家では子どもが生まれる前の大人だけの頃、足つきマットレスのベッドで生活をしていました。しかし子どもが生まれてベビーベッドを卒業したあと、次のような理由で「布団を敷いて床で寝たい」と考えるようになります。

  • 子どものベッドからの転落を防ぎたい
  • 狭い賃貸のため布団を上げて遊ぶスペースにしたい
  • 数年以内に引っ越すのでベッドを増やしたくない

和室のないフローリングのみの賃貸住宅で、どうにか床で寝る方法がないか試行錯誤しました。

マットレスとすのこベッド

最初は、二つ折りのすのこベッド三つ折りのウレタンマットレスの組み合わせで寝ていました。ウレタンマットレスはスポンジのような素材です。

しかし半年もしないうちにすのこにカビが発生。。(季節は夏でした)ほぼ毎日上げて部屋干ししていたものの、必ず毎日ではなかったのも原因かもしれません。

マットレスと除湿シート

次に試したのは、厚手の三つ折りウレタンマットレスと、除湿シート「ベルオアシス」の組み合わせです。1年以上使えていましたが、マットレスヘタってきた(へこみが直らない)と感じたため買い替えることに。

今回はカビが生えなくて良かったなと思いながら、捨てるため小さく切って中身を見ると・・・。なんとマットレスの中にカビが生えていたのです。。

マットレスのカバーが濃い色だったことと、中にポツポツとカビがある程度だったので気づかなかっただけでした。正直かなりのショックで、この時に床に置けそうなマットレスを探し、エアリーと出会い購入することに。

エアリー(9cm)と除湿シート

エアリーを購入後は、除湿シートとの組み合わせで使用しました。しかし2年経ったころによーく見ると、除湿シートに小さな黒い点が見えるような。。

今考えるとカビが生えて捨てたマットレスに接していたわけですから、除湿シートにもカビはついていたのかもしれません。それでも2年間気づかない程度だったのであれば、十分役目を果たしてくれたとも思います。

ですがさすがに除湿シートは捨てて、エアリーもアルコール消毒のち、丸洗いしました。

エアリーとすのこ型除湿マット

その後は引っ越すまで「エアリーとすのこ型除湿マット」の組み合わせで、1年ほど使用しました。引っ越し後の新居でも、家族が病気をした際に感染対策として別室で寝る場合や、実家から両親が泊まりに来た際などに使用しています。

以上は実際の体験談ですが、家の作りや周辺環境によって差はあるかと思います。

ちなみに当時は鉄筋コンクリート造りのマンション1階に住んでおり、湿気が多いと感じていました。現在の戸建は換気と断熱がしっかりしているので、もしかするとここまでカビに悩まされなかったかもしれません。

購入から7年目のエアリーマットレス

アイリスオーヤマ「エアリー」の特長とメリット

アイリスオーヤマ「エアリー」マットレス特長とメリットについて、私自身の感想と口コミやレビューを合わせて一緒にご紹介します。

  • 通気性が良い
  • フローリングに直置きOK
  • 自宅で洗える
  • 丈夫でヘタりにくい
  • 三つ折りで立てて乾かせる
  • 硬めで腰痛に優しい

通気性が良い

エアリーの本体は、エアロキューブという高密度のチューブ状繊維を隙間が空くように固めています。見た目は茹でたそうめんを固めたようですが、硬めで弾力があり丈夫な素材。この隙間のおかげで通気性が高く、夏でも蒸れずに快適と好評です。

フローリングに直置きOK

一般的なマットレスではフローリングへの直置きが推奨されませんが、エアリーは公式に「フローリングに置ける」と書かれています。実際わが家でも直置きで使用していますし、口コミでも床置きで使っている体験談が多くありました。

自宅で洗える

「エアリー」は自宅で洗うこともできるため、子どものおねしょなどで汚れても大丈夫。うっかりカビが生えてしまっても、いざとなれば洗ってリセットできるのは安心でした。また同じように、ペットを飼っている家庭でも洗えるという理由で人気です。

丈夫でヘタりにくい

ウレタンに比べて丈夫でヘタりにくく、口コミの中にはなんと8年使用しているというものも。わが家でも引っ越すまでは3年近く毎日使いましたが、ヘタれずに使用できました。マットレスは3つのパーツをローテーションできるため、より長く使えます。

三つ折りで立てて乾かせる

三つ折りで自立するので、干すのも毎朝サッと立てるだけで簡単でした。除湿マットレスは上に屋根のように乗せておけます。雨が続く時期には除湿器を使いましたが、天気の良い日には立てるだけで十分でした。

硬めで腰痛に優しい

個人差はあるものの、硬めの仕様感が腰痛には良いと口コミで好評です。わが家でも腰痛持ちの夫には合ったようで、腰がラクになる!と快適に使うことができました。沈み込みすぎないのが良いみたいです。

トランポリン代わりにして遊んでいました

アイリスオーヤマ「エアリー」の注意点やデメリット

アイリスオーヤマ「エアリー」マットレス注意点やデメリットについて、私自身の感想と口コミやレビューを合わせて一緒にご紹介します。

  • 小柄な人は硬いと感じる
  • 大柄な人が使うとヘタりやすい
  • 洗うのは意外と大変
  • 通気性が良くて冬は寒く感じる

小柄な人は硬いと感じる

体重が軽く小柄な人の中には、体が沈まず硬くて寝苦しいと感じる口コミもありました。うちの子の場合、小さい頃は気にせず寝ていましたが、小学生になってからはマットレス単体だと「硬い」と言うように。その場合は敷布団を乗せると快適に寝ています。

大柄な人が使うとヘタりやすい

逆に大柄で体重の重たい人の口コミには、ローテーションをしたのにすぐヘタった、というものも。使用環境にもよるのかもしれませんが、80kg以上の方にはより厚い11cmのタイプがオススメ、という情報もありました。

洗うのは意外と大変

洗えるマットレスですが、実際に洗うのはちょっと大変でした。お風呂場でシャワーをかけて洗うのですが、3枚洗うのはなかなか時間がかかります。また硬めなので、カバーから出すのも入れるのも中々スムーズにはいきません。

とはいえ乾くのは早く、自宅で洗えること自体はとても助かりました。洗えないタイプでは捨てるしかない状況でも、エアリーだと洗って再び使えるのは大きなメリットです。

通気性が良くて冬は寒く感じる

通気性が良く夏は涼しいメリットは、冬になると寒いというデメリットにも。ただ口コミでは寒くて使えないというほどではなく、普通のマットレスと比べると寒い、という程度でした。

私の感想としては敷きパッドを使っていたこともあってか、最初は寒いものの布団が暖まると気になりませんでした。またマットレスの上に敷布団を敷くと、マットレスによる寒さは感じなくなるので気なる方は試してみて下さい。

エアリーの厚さはどれが良い?

アイリスオーヤマ エアリーは、厚さが「5cm」,「9cm」,「11cm」の三段階あります。お値段は薄い方が安いので、5cmで十分なのでは?と迷いました。しかし床で直置きして使う場合は9cm以上がオススメです。

5cmは畳や他のマットレスの上で使用する、もしくは上に布団を敷いて寝るのに向いている厚みです。よりコンパクトサイズになる「六つ折タイプ」もあり、こちらはお値段も安いのでアウトドアや来客用に買ったという口コミが見られました。

11cmは大柄な方やよりしっかりとした厚みが欲しい方向け、とのことでした。(ちなみに公式サイトでは11cmですが、販売サイトによっては12cmと表記されていることがあります)

エアリーは値段が高い?

他の直置きOKなマットレスよりも安い

三つ折りマットレスは数千円から購入できるため、3万円近くするエアリーは高いと感じるかもしれません。しかし「床置きOK」と公式で表記されているマットレスの場合、3~8万円するのが一般的です。

例えば「ソムレスタ ゼロギャップSE」だとエアリーと同じくらいの価格ですが、洗えるのはカバーのみで中身は洗えません。また中身を洗える三つ折りマットレス「エアウィーヴ スマート Z01 シングル」は、7万円以上します。

もちろん値段が高いほど使用感も優れているのだと思いますが、エアリーでも十分な性能だと思いました。

何度も買い替えるより安い

わが家ではエアリーを買うまでに、すのこベッド(10,000円)とウレタンマットレス(5,000円)、厚めのウレタンマットレス(8,000円)、後に除湿シート(4,000円)を捨てました。

これはシングル1人分の値段ですが、無駄にした金額は約2万7千円。ほぼエアリーと同じ値段になってしまいます。

もちろんエアリーも除湿マットレスと合わせるとこれより高くはなりますが、実際にカビを生やしては捨てる手間も考えると、最初からエアリーを買う方がおトクと言えます。

吸湿シート「ベルオアシス」とは

フローリングにマットレスを直置きする場合、吸湿シートも使うとよりカビを防止できます。中でもテイジンの高吸湿繊維「ベルオアシス」を使用した除湿シートは、口コミレビューも良く干すだけで繰り返し使用できるので高評価です。

シート型

シート型は値段が安く扱いやすいので、湿気がそこまで高くない環境であればオススメです。サイズもシングルとダブルの2サイズあり、マットレスに合うものを購入できます。

当時私が購入したものは、使い始めに繊維が落ちるためしばらく床がザラザラしていました。現在のレビューにそういった話は見当たらないので、改良されたのかもしれません。

すのこ型

すのこ型は間に空気の層ができるため、断熱効果もあってよりカビにくくなります。ただしサイズはシングルのみ。毎日干して敷く場合シートよりは手間になりますが、効果は高いと感じました。(当時購入したものからリニューアルしています)

ただし強く引っ張るとちぎれそうな部分があるので、子どもが小さくて遊んでしまいそう、という場合にはシートの方が向いていると思います。

わが家の組み合わせ一覧

アイリスオーヤマ エアリー

エアリーは9cmのシングルと、セミダブルを購入しました。

すのこ型除湿マット(ベルオアシス)

除湿マットと合わせて使用すれば、よりカビが生えにくくなるのでオススメ。(サイズ展開がワンサイズのみのため、セミダブルにもシングルサイズを使用)

西川ふわふわパイル敷きパッド

敷きパッドはこちらの「西川のふわふわパイル」がやや厚めの綿100%で良かったです。ちょっとしたおねしょは全部受け止めてくれた優れもので、防水シートいらずでした。

綿100%のボックスシーツ

シーツは好みですが、フラットよりもボックスタイプの方がズレにくいです。ただ9cmに合うものは少なく、余った高さ分は巻き込んで使っていました。綿100%はシワになりやすいですが、毛玉ができないので長く使えます。

ニトリの敷布団

引っ越し後、子どもがたまに使う敷布団はニトリで十分でした。こちらのテイジン抗菌防臭防ダニ敷布団を使っています。


洗える敷布団

アイリスオーヤマには、分割して洗える敷布団もあります。

まとめ

フローリングに直置きできるマットレスアイリスオーヤマ エアリー」。フローリングに直置きしたい場合や、引っ越しや転勤の都合で荷物を少なくしたい、ベッドを置きたくない場合にオススメです。

マットレスとしては安くありませんが、他の直置きできるマットレスの中ではリーズナブル。自宅で洗えるため汚れに強く清潔に長く使えるので、ぜひ検討してみて下さい。

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